昭和50年代後半のスーパーカーブームから生まれた「スーパーカー消しゴム」が、「カーケシGP」として令和に復活した。まずは日産車とマツダ車をラインナップし、令和の子どもたち(と、昭和の元・子どもたち)を釘付けにする!!
※本稿は2026年10月のものです
文:ベストカー編集部 鈴村朋己/写真:バンダイ、ベストカー編集部 ほか
取材協力:バンダイ
初出:『ベストカー』2026年11月10日号
※「ガシャポン」は株式会社バンダイの登録商標です
※カーケシGPに消しゴムの機能はございません
小さな姿に大きな情熱! 細部に宿るこだわり
小さくても、好きなクルマの顔は見間違えない。そんな一台を届けるために開発陣が向き合ったのは、限られた大きさのなかで実車らしさをどのように表現していくかだった。
造形は車両の写真や資料をもとに一から起こした。同じ車名でも、年式や仕様によって細部が異なるため、メーカーの監修を受けながら、違いを拾い上げた。
さらに力を注いだのが金型だ。一般的な上下に分かれる構造では表現しにくい部分までを再現するため、4面スライドを採用。ミラーの張り出しやタイヤの溝など、小さなディティールにもこだわっている。高品質なミニカーのように塗装では飾らないからこそ、形そのものでクルマの個性を語らなければならない。
そして、造形を引き立てる色選びにも思わぬ壁があった。当初は明るい黄色など、鮮やかな色を想定していたという。
ところが、いざ形にしてみると、ドアのラインなどが見えにくくなってしまう。そこで落ち着いた色味を試し、細部を見て楽しめる色へと調整を重ねた。透明感のあるクリアカラーにも挑戦している。
一方で、ひとつの金型で4車種を成形するため、同時に作るクルマは同じ色になる。各車のイメージと製造上の条件、その両方を考えながら配色を探ったという。
指先に触れる感触も、簡単には決まらなかった。素材はPVC、いわゆる塩ビだ。初めは硬すぎたため、柔らかくするための可塑剤を加えると、今度はブヨブヨに。その加減を探る試行錯誤の連続だったそうだ。
眺めて触れて弾く喜び! 遊び方はフリーダム
こうして生まれたカーケシ、眺めるだけでは終わらない。
商品はシューターセットとパイロンセットの2種類を用意。シューターで弾き、相手と落とし合いを楽しむ。机の端ぎりぎりを狙うチキンレースで楽しむのもいい。パイロンを的にしたり、並べて独自のコースを作ったりと、遊び方は実にマルチだ。
発射する力やクルマを置く位置で動き方は変わる。狙ったとおりに走らせるためには腕も必要。
シューターには、接地させなければ発射できない仕組みも設けており、子どもも遊べる玩具として、安全性にも気を配っているのも見逃せないポイントだ。
【画像ギャラリー】ホイールの再現度スゴ!! カーケシGPラインアップをイッキ見! 遊び方も多彩で車種を見比べる楽しさもあるゾ!(20枚)画像ギャラリー






















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