風水気学指導鑑定士の藤 洸瑛(ふじ こうえい)です。
現在、Yahoo!占いサイトでの鑑定や、カルチャースクールで占い全般について教えています。特に方位についての鑑定依頼が多く、ご自分の凶方位、吉方位を知ることで、幸運を手に入れることができることをお伝えしてきました。
そこで今回は新型コロナウイルスの影響で生活が一変してしまった皆さんへ、少しでも幸運を引き寄せ、お役に立てればと思い、連載企画を始めさせていただくことになりました。
私も車が大好きで、前回の車は5年で10万キロ走り、今の車は4年目で9万キロになります。ディーラーさんからは乗り換えを勧められていますが、愛車ですからなかなか手放せませんよね。
是非、皆様の自慢の愛車とともに、パワースポット巡りをしたいと思っていますので、よろしくお願い申し上げます。
◎1回目の記事はこちら!│ 〜大宮八幡宮編〜
◎2回目の記事はこちら!│ 〜田無神社&井草八幡宮編〜
◎3回目の記事はこちら!│ 〜日光東照宮&日光二荒山神社編〜
◎4回目の記事はこちら!│ 〜箱根神社&九頭龍神社編〜
◎5回目の記事はこちら!│ 〜三峯神社&秩父神社編〜
◎6回目の記事はこちら!│ 〜榛名神社&水澤観世音編〜
【画像ギャラリー】茨城県から千葉県にまたがる関東屈指のパワースポット! 東国三社を巡る旅をギャラリーでチェック!
文・写真:藤 洸瑛/白地図:世界地図|SEKAICHIZU(http://www.sekaichizu.jp)
■まずは吉方位(運気が上がる方角)を確認!
まずはじめに、みなさんの吉方位の出し方をおさらいします。
聞いたことがある人もいるかもしれませんが、誕生年によって九つの星(「一白水星、二黒土星、三碧木星、四緑木星、五黄土星、六白金星、七赤金星、八白土星、九紫火星」)に分けられます。
「2020年の吉方位・凶方位」の表で九星の中であなたの星を確認しましょう。
ただし、東洋の暦法では、立春を一年の始まりとするため、立春から翌年の節分までを一年とします。そのため、1月1日から節分までに生まれた方は、前年の九星となります。
自分の住んでいるところから、吉方位の範囲内でパワースポットがあったら是非とも良い日や時間を選んで行ってみてください。
■東国三社(鹿島神宮〜息栖神社〜香取神宮)編
パワースポット巡りの第7回目は、「東国三社(とうごくさんしゃ)」をご紹介します。
東国三社とは茨城県にある「鹿島神宮」と「息栖(いきす)神社」、千葉県にある「香取神宮」の三社をまとめた呼び名です。
明治時代までは「神宮」という名の付いている社は、全国でも三重県の「伊勢神宮」、茨城県の「鹿島神宮」、千葉県の「香取神宮」の3つしかありませんでした。
この2つに「息栖神社(いきすじんじゃ)」を加えた3社が「東国三社」と呼ばれています。
これらの3つの神社を地図上で繋ぐと現れる直角二等辺三角形の内側は、強力なパワースポットとして知られており、伊勢神宮に行けなかった人も、この三社参りをすれば伊勢神宮を参拝するのと同じくらいのご利益があるとされています。
運気を上げたい人にはピッタリで、関東随一のパワースポットとして、連日大変多くの方が参拝しています。
東国三社巡りには、この流れで参拝しなければいけないという正式な順番はありません。
しかし、三社の中でも鹿島神宮は、武士たちが武運を祈願してから出発したことから、「鹿島立ち」という言葉の元になっているといわれています。
そのため物事を始めるのにふさわしい場所だということから、1番目に鹿島神宮を参拝するのをお勧めします。
また、東国三社を巡る時にぜひチェックしておきたいお守りが、「東国三社守(とうごくさんじゃまもり)」です。
東国三社の位置関係を表すかのように、三角柱の形をしており、木でできたお守りで、鹿島神宮・息栖神社・香取神宮のそれぞれの御神紋のシールを各面に貼ることで完成します。
1つ目の神社で忘れずに本体を買い、残り2つの神社でそれぞれの御神紋のシールを買うのがよいでしょう。
東国三社、全て参拝して初めて完成する貴重なお守りです。
■東国随一の古社 鹿島神宮(かしまじんぐう)
鹿島神宮までの最寄りのインターチェンジは、東関東自動車道の「潮来」になります。インターを出たあとは、県道101号線から国道51号線へ入り、「神宮橋」を渡って県道242号線に入るルートになります。
カーナビに目的地を設定する際に「鹿島神宮」に設定してしまうと裏手に出てしまう場合もあるので、事前に駐車場の場所を確認しておいて、駐車場の住所を目的地に設定した方良いと思います。
鹿島神宮は、日本神話最強の武神・勝利の神様として、かの源頼朝や徳川家康も参拝したそうです。人生や仕事に関して総合的に開運力があるとされ、人生の転換期や、何かの意を決したときは参拝すべき神社と言われています。
大鳥居から参道を歩き、楼門をくぐった右側に「拝殿」があり、その後ろに「本殿」と「御神木」があります。
この辺りがパワースポットです。参拝後は地震を起こすと信じられていたオオナマズの頭を押さえているという「要石(かなめいし)」や、「奥宮」に参拝した後、「御手洗池(みたらしいけ)」の湧水、御神水を口に含んでみてください。
この御神水は汲みにくる人が多く、いつも並んでいます。柄杓ですくう時には、慌てずに滑らないように気をつけてください。目の前で何人もの人が滑っていました。
◎鹿島神宮(かしまじんぐう)
・所在地:〒314-0031 茨城県鹿嶋市宮中2306-1
・電話:0299-82-1209
・第一駐車場:鹿嶋市宮中2306-1(表参道突き当たり大鳥居脇・60台・普通車300円、中型車500円、大型車は700円)
・第二駐車場:鹿嶋市宮下2-8-8(徒歩5分・55台・無料)…徒歩5分の駐車場です。参道の雰囲気を楽しみながら鹿島神宮へと向かいたい人におすすめです。料金は無料ですが、休日や繁忙期に有料となる場合もあるのでお気を付けください。
■日本三霊泉「忍潮井」を湛える 息栖神社(いきすじんじゃ)
鹿島神宮から県道260号線経由、または国道124号線経由で、約20分で息栖神社に到着します。茨城県神栖市にあり、東国三社の中では一番小さな神社です。
この神社は交通安全にご利益があるとされていますが、井戸の神様でもあります。
常陸利根川沿いにある大鳥居の両脇には「男瓶(おがめ)」「女瓶(めがめ)」と呼ばれている「忍潮井(おしおい)」の井戸があり、伊勢の明星井(あけぼののい)、伏見の直井(なおい)と並んで日本三霊泉の一つといわれているのですが、現在は忍潮井の水は飲めません。
息栖神社に到着した時は午後4時ちょうどだったのですが、駐車場から二の鳥居をくぐって境内へとゆっくりと歩いていたら、どこからか「急げ、急げ」という声が聞こえたような気がしたのです。
そのため足早に社務所に向かったのですが、まさに窓口が閉まる直前。
どうにか間に合って御神紋のシールをいただくことができたのですが、午後4時に社務所は閉じるとのことで、のんびり歩いていたら東国三社のお守りは完成せず、一大事になっていたところでした。
もちろん、その後、本殿で手を合わせて感謝の意をお伝えさせて頂きました。こじんまりしていますが、居心地の良い神社です。
◎息栖神社(いきすじんじゃ)
・所在地:〒314-0133 茨城県神栖市息栖2882
・電話:0299-92-2300 駐車場あり 約20台 砂利駐車場
【車:高速道】 東関東自動車道 潮来ICより15分、佐原・香取ICより20分
【車:一般道】 水戸方面より国道51号~124号・県道44号、1時間30分 銚子方面より国道124号・県道44号、35分
※鹿島・香取神宮へはそれぞれ約20分です。
■香取神宮(かとりじんぐう)
息栖神社を後にして、最後の香取神宮に向かいます。
息栖神社からはいくつかのルートがありますが、一般道を通って約20分強で到着しました。千葉県香取市にあり、日本全国に約400社ある香取神社の総本社です。
香取神宮は地理的に見ると、利根川を挟んで鹿島神宮と対になる場所に位置しています。家内安全、産業指導の神、海上守護、心願成就、縁結、安産の神として深く信仰されています。
駐車場に着くと、まずは社務所を目指し、御神紋のシールを頂きました。これで3つ揃ったので、お守りの完成です。
それから「拝殿」に向かったのですが、宮司さんたちが扉を閉めようとする直前だったのです。
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