「何もしないことを恐れろ」創業者の言葉にヒント
また、燃費や安全技術などの性能差はユーザーにとってわかりにくく、メーカー間の違いにはなりにくいです。やはり、新しい基軸の商品が、魅力的な商品の必要条件となると思います。
従業員のモチベーションは企業の根幹といわれています。魅力的商品の創造には、従業員のモチベーションは非常に大切で必要です。
「百のうち九十九は失敗」、「チャレンジして失敗を恐れるよりも、何もしないことを恐れろ」。本田宗一郎の残した言葉です。普遍的なことは時代の変化に関係ありません。
復活のキーは、新約聖書の「与えよ、さらば与えられん」(従業員に任せて、チャレンジしてもらう)です。
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繁浩太郎
1979年に本田技術研究所入社。1992年発売のCR-Xデルソルを筆頭に軽自動車ではライフやザッツ等の開発責任者(LPL)を務めた。2013年に退職。以後、自動車ジャーナリストとしても活動し、ベストカーなどに寄稿。
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