日本専売車が大健闘!! ホンダ世界販売6〜10位
6位:シティ/22万1340台
6位にはシティがランクイン。かつてトールボーイとして一世を風靡した「シティ」の名は、主に東南アジア向けの小型セダンとして復活。日本で発売中のグレイスに準じたモデルで、欧米では販売されていない。
7位:N-BOX/20万380台
7位には、なんと日本専売モデルのN-BOXがランクイン! 20万380台(=ホンダ公表値。冒頭の20万20台は軽自協集計値のため誤差があるもののほぼ同数)は、もちろんすべて日本で売れた台数。日本が誇る軽自動車は、世界でも売れ筋車種なのだ。
8位:ブリオ/13万3260台
日本未発売モデル。フィットよりさらにひと回り小型のコンパクトカー、ブリオが世界8位にランクイン。タイ、インドなどをメインに販売され、北米、欧米では未発売の車種。全長は3.6m級とパッソ/ブーンとほぼ同サイズだ。
9位:パイロット/11万7583台
続いても日本未発売モデル。世界8位は、ブリオとはうって変わって全長5m級のラージSUV、パイロット。北米を中心に、バーレーンなど中東でも販売されている。
3.5L、V6エンジンを搭載し、トランスミッションは6AT、9ATを採用するホンダ最大の3列シートSUVだ。
10位:フリード/10万2862台
世界ベスト10、最後の1台は日本で2位、登録車では1位のフリードがランクイン。日本販売の台数(9万8900台)を見てもわかるとおり、世界販売のうち9割強を国内が占める。ただ、完全な日本専売ではなく、香港など一部の国でも発売中だ。
※データはホンダ調べ
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世界で売れているホンダ車は、日本でのそれとは予想以上に異なる顔ぶれ。“世界で最も売れているホンダ車”はシビックだった。
いっぽう、軽自動車のN-BOXやほぼ日本専売のフリードがランクインするなど、“日本で売れているホンダ車”は世界規模でも売れている。海外シフトが叫ばれるけれど、日本の市場もまだまだ存在感が大きいのだ。
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