パドルシフトのデメリットとは?
●コストアップにつながる
当たり前だが、パーツが加わるだけにこれはやむを得ない。
●ハンドル操作中だと使いにくい場合がある
これはハンドル操作中にシフト操作を行うことに対する是非もあるにせよ、パドルがステアリングコラムに付く固定式でないと、ハンドル操作中だと「どちらがアップかダウンか分からなくなる」というケースはある。
●Dレンジへの復帰が分かりにくい場合がある
ギア選択の調整のため瞬間的にパドルシフトを使い、「Dレンジに戻ってほしい」という際に“何秒間パドルシフトの操作がない”など、Dレンジに復帰するまでの過程はマチマチだ。
これはシフトレバーでDレンジに入れ直せば一発で復帰するのだが、クルマによってはそれができない、どうしていいか分からないということもある。
まとめ
パドルシフトはデメリットもあるにせよ、コスト以外はメリットのほうがずっと大きい。
パドルシフトは「購入当初はよく使ったけど、時間が経って使う頻度が減った」という人も少なくないようだが、パドルシフトが付いているクルマに乗っているなら、同乗者がいる際には変に思われない範囲で積極的に使うといいだろう。
なお、パドルシフトが付いていないクルマでもマツダ2やCX-8のディーラーオプション、輸入車では上級グレードからの流用などでパドルシフトを後付け可能なこともあるので、パドルシフトが欲しい人は調べてみる価値はある。
■現行日本車のパドルシフト装着車
●トヨタ
・カローラスポーツ1.2Lターボ(G”Z”、Gに標準、G”X”にメーカーオプション)
・カムリWS系
・クラウンRSアドバンス系
・ランドクルーザープラドTZ-G
・GRヤリス RS
・86GT系
・スープラ全グレード
●レクサス
・CT200h全グレード
・IS(Fスポーツ系標準、バージョンL系メーカーオプション)
・ES300h全グレード
・LS全グレード
・RC全グレード
・RC F全グレード
・LC全グレード
・UX(標準以外の全グレード)
・UX300e
・NX全グレード
・RX全グレード
・LX全グレード
●日産
・スカイライン(GTタイプS系、400R)
・フーガ370GTタイプS
・フェアレディZ全グレード
・GT-R全グレード
●ホンダ
・N-WGN(ターボ系)
・N-ONE(ターボ車)
・N-BOX(ターボ車)
・シャトルハイブリッド(X、Z)
・ホンダe全グレード
・シビックハッチバック
・インサイト全グレード
・アコード
・クラリティPHEV
・レジェンド
・ステップワゴン(1.5Lターボのスパーダ系、ModuloX)
・オデッセイ(2.4Lガソリン系)
・ヴェゼル(ハイブリッド全グレード、RSの1.5Lガソリン、1.5Lターボ系)
・CR-V全グレード
・S660全グレード
・NSX
●マツダ
・マツダ2(ブラックトーンエディション系、ホワイトコンフォート系、プロアクティブSパッケージ系、Lパッケージ系)
・マツダ3(20S系、XD系、X系)
・マツダ6全グレード
・CX-3(プロアクティブSパッケージ系、エクスクルーシブモード系)
・CX-30(20S以外の全グレード)
・MX-30全グレード
・CX-5(20S、25S、XD以外の全グレード)
・ロードスター全グレード
●三菱自動車
・eKスペース(T)
・eKスペースクロス(T)
・i-MiEV
・RVR全グレード
・エクリプスクロス全グレード
・アウトランダー全グレード
・アウトランダーPHEV全グレード
・デリカD:5全グレード
●スバル
・インプレッサスポーツ全グレード
・インプレッサG4全グレード
・WRX S4全グレード
・レヴォーグ全グレード
・XV(1.6iアイサイト全グレード)
・フォレスター全グレード
・レガシィアウトバック全グレード
●スズキ
・アルトワークス
・ワゴンRスティングレー(ハイブリッドT)
・スペーシアカスタム(ハイブリッドXSターボ)
・スペーシアギア(ハイブリッドXZターボ)
・ハスラー(ターボ系)
・イグニス(ハイブリッドMF、MZ)
・スイフト(RS系、ハイブリッドSZ)
・スイフトスポーツ
・クロスビー全グレード
・エスクード全グレード
●ダイハツ
・コペン(ローブS、XプレイS、セロS、GRスポーツ)
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