警告ブザーが復活する?
最後に触れておきたいのが、輸入車の高級ブランドや日本車でも搭載が進んでいる、道路標識自動認識システムだ。実体験できる機会はほぼないとしても、トヨタでは安全装備パッケージの「セーフティセンス」の一部として、RSA(ロードサインアシスト)を用意。
前方監視カメラとナビゲーションシステムなどを組み合わせて、メーターパネル内に道路標識の表示機能を与えている。
また、「認識した道路標識の制限速度に対し、運転者が制限速度を超過して走行、または禁止行為を行っているとシステムが判断した場合に、告知表示およびブザー音で運転者に告知します」とされているから、トヨタ車では警告音を耳にすることもあるかもしれない。
ほかの日本メーカーでも、道路標識を認知してアイコン表示する機能の設定が増えている。蛇足ながら、最近では当時のチャイム音を再現できるスマートフォンのアプリもあるので気になる人はチェックしてみてほしい。
この先、自律自動運転が高度化していくにつれて速度警告システムが装着されていく可能性もあるから、進化した「キンコン音」を耳にすることもあるかもしれない。
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コメントの使い方これが原因で速度がらみの殺人事件が発生する