もはや常識? トヨタ&本場欧州が本気で投入 安くて楽しい「3気筒車」が市場を席捲!!!

■今後は2気筒エンジンも注目!

 ダウンサイジング化で3気筒が増えてきたクルマのエンジンだが、次のひとつの波となりそうなのが、EVのレンジエクステンダーや、シリーズハイブリッド用のエンジンとしての2気筒エンジンだ。

 3気筒よりもコンパクトで、軽量化が期待できる2気筒エンジンだが、振動などの面での不利さもある。

 すでに2気筒エンジンを採用しているFCAや、ホンダやスズキ、BMWといったバイクでの経験が豊富なメーカーの動向からも目が離せない。


【番外コラム】こいつらだって負けてない!!! 楽しい3気筒の軽エンジン

 日本独自規格の軽自動車は、排気量が660ccまでとなる。

 かつては4気筒や2気筒(550cc時代)もあったが、現在は3気筒のみ。クルマに使用する場合、660ccという排気量ならば、3気筒とのマッチングがいいという結論だ。

 この規制は登録車の3気筒エンジン発達にも大きく寄与した。なにしろ660ccで100Nmを超える性能は、超の付くほど高性能なのだ。

 しかもこのトルクをレギュラーガソリンで実現している。約10倍の排気量を持つ6.5Lのランボルギーニだって、700Nm程度なのだから。

ダイハツは3気筒のKF型にターボタイプを設定。最大トルクは10.2kgm。タフトなどに搭載
ダイハツは3気筒のKF型にターボタイプを設定。最大トルクは10.2kgm。タフトなどに搭載
S660に搭載されるホンダのS07A型3気筒ターボの最大トルクは10.6kgm。NA仕様も6.6kgmを発生する
S660に搭載されるホンダのS07A型3気筒ターボの最大トルクは10.6kgm。NA仕様も6.6kgmを発生する
日産と三菱の軽自動車用BR06DETは10.2kgmを発生。NAでも6.1kgmを発生する高性能さ。デイズなどに搭載
日産と三菱の軽自動車用BR06DETは10.2kgmを発生。NAでも6.1kgmを発生する高性能さ。デイズなどに搭載

【画像ギャラリー】2年前から見ても隔世の感あり!! 3気筒エンジン搭載モデル26台をギャラリーでチェック!

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