日本の国土の22%を占める北海道。道民以外の方にはその大きさがなかなか理解しにくいと思うので、わかりやすく表すと、北海道の玄関口・函館から最北端の稚内までドライブすると約630kmあります。東京を起点にすると岡山まで到達する距離です。
そこには、世界遺産の知床半島や北海道の背骨・大雪山系をはじめ手つかずの自然が残り、多くの野生動物たちが暮らしています。夏が短く、長く厳しい冬に耐えて生きていかねばならないこの地で暮らす動物たちは、本州以南とは違う独特の個性を持っています。
そんな動物たちと北の大地の絶景にこだわって写真を撮り続けている写真家がいます。北海道留萌市在住の写真家・佐藤圭さん(41歳)です。
今週から毎土日曜日、彼が撮りためた写真の中から、コロナのストレスを吹っ飛ばしてくれるかわいい動物たちの表情、美しい絶景を厳選してお届けします。
第1回は、「森の忍者」とも言われるエゾモモンガです。
写真/文 佐藤圭
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