クリーンディーゼルの免税が廃止に! 2023年からエコカー減税の対象外で一気に窮地に追い込まれる!?

クリーンディーゼルの免税が廃止に! 2023年からエコカー減税の対象外で一気に窮地に追い込まれる!?

 2020年12月21日に閣議決定された「令和3年度税制改正の大綱」によると、これまでエコカー減税の対象となっていたクリーンディーゼル車の特例が廃止になることが決まった。それによると、2023年度以降のディーゼル車において優遇措置の対象外になるそうだ。

 国内では乗用車のクリーンディーゼルモデルは、トヨタと三菱が一部に、マツダが全ラインナップにそろえる状態となっている。クリーンディーゼルがエコカー減税の対象から外れた場合に、販売面で最もダメージが大きいのはマツダではなかろうか。

SKYACTIV-D 2.2を搭載する『CX-5』。マツダのクリーンディーゼルエンジンは、2020年の改良で200psへとパワーアップされ、さらに磨きをかけられている
SKYACTIV-D 2.2を搭載する『CX-5』。マツダのクリーンディーゼルエンジンは、2020年の改良で200psへとパワーアップされ、さらに磨きをかけられている

 政府も電動化に大きく舵を切っている状況から、クリーンディーゼルには厳しい時代がやってくると思うが、このエコカー減税の対象から外れることで、乗用車のクリーンディーゼルは終幕に向かうのか? それともまだ生き残る秘策はあるのか? 考察していきたい。

文/高根英幸
写真/MAZDA、編集部

【画像ギャラリー】クリーンディーゼルを搭載する日本のクルマを写真でチェック!!


新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

最新号

S-FR開発プロジェクトが再始動! 土屋圭市さんがトヨタのネオクラを乗りつくす! GWのお得情報満載【ベストカー5月26日号】

S-FR開発プロジェクトが再始動! 土屋圭市さんがトヨタのネオクラを乗りつくす! GWのお得情報満載【ベストカー5月26日号】

不死鳥のごとく蘇る! トヨタS-FR開発計画は再開していた! ドリキンこそレジェンドの土屋圭市さんがトヨタのネオクラシックを一気試乗! GWをより楽しく過ごす情報も満載なベストカー5月26日号、堂々発売中!