日に日に暖かさが増して、桜が咲きほこり、初夏のような陽気の日も増えてきた今日この頃。今年は大雪に見舞われた地域でも、スタッドレスタイヤから夏タイヤへ交換するタイミングが到来!
夏タイヤへとバトンタッチした後のスタッドレスタイヤで気になるのは、次の冬もこのスタッドレスを使うことができるのか、ということだろう。
一般的にいって夏タイヤは片減りなどの異常摩耗がなければ、残り溝の深さで使用限界を判断しても大丈夫だが、冬用タイヤはそれほど単純なものではない。
なぜなら氷雪路のグリップ性能は、数十cmの制動距離の差が衝突事故の有無を左右する。最近のスタッドレスタイヤの氷雪性能の高さから、ガチガチになった氷雪路でも不安なく走れる(4WDの恩恵も大きいが)が、それだけにスタッドレスタイヤの性能低下は、氷雪路での走行性能や安全性を大きく低下させる。
そこでスタッドレスタイヤの使用限界はどこで見分けるか、また長く使えるようにするためのコツについて、モータージャーナリストの高根英幸氏が解説する。
文/高根英幸
写真/ベストカー編集部 ベストカーweb編集部
【画像ギャラリー】スタッドレスタイヤの使用限界はいつ? 見極めるためのポイントを写真でチェック!
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