大型スーパーに行くと必ず置いてあるガチャガチャ。さまざまなカテゴリーの商品が存在するなか、クルマ関連商品もスポーツカーや軽自動車などのモデルが販売され人気となっている。子供と一緒にガチャガチャを見に行ってクルマのガチャガチャおもちゃをつい買っちゃう人も多いのではないだろうか。
特に最近は各社からユニークな商品が開発されるようになり、クルマ好きがスルーできないような状況になってきた。そこで今回は、ガチャガチャで手軽に買えるクルマ関連の話題作をご紹介しよう!
文/北沢剛司
写真/ベストカーweb編集部 バンダイナムコアミューズメント 青島文化教材社 プラッツ スタンド・ストーンズ トイズキャビン
【画像ギャラリー】あなたの卓上ガレージにぜひご納車を……クルマ好きなら見逃せないガチャガチャラインナップ!!
■なぜ、いまガチャガチャが熱いのか?
「ガチャガチャ」「ガチャポン」など、地域や世代によってさまざまな呼び名があるカプセルトイの勢いが止まらない。
日本ガチャガチャ協会の調べによると、ガチャガチャ市場は1990年代後半には上代販売価格で150億円規模だったものが、2001年には200億円、2011年には300億円となり、現在では400億円規模にまで発展。市場は拡大の一途を続けている。
ガチャガチャメーカーも数多い。バンダイやタカラトミーアーツ、エポック社などの玩具メーカーから、海洋堂などのフィギュアメーカー、さらにアオシマなどの模型メーカーも参入。現在は30社ほどのメーカーから毎月約250種類のアイテムが発売されているのだ。
昔のガチャガチャは主に子ども向けだったが、現在のターゲットは大人がメイン。レトロなアイテムを精巧に作った商品などが人気を集めている。
しかもそれらは基本的に1回限りの生産で、リピート生産される商品はごく少数。人気商品の場合は、発売のタイミングに合わせてガチャガチャを回わさないと、手に入らないことも少なくないのだ。
バンダイナムコアミューズメントは、2020年8月からカプセルトイ専門店の『ガシャポンのデパート』を全国に展開している。
2021年2月には、全国17番目の店舗として実に3000面以上という圧倒的な台数を揃える旗艦店舗の池袋総本店をオープン。2021年3月18日には「単一会場におけるカプセルトイ機の最多数」として、なんとギネス世界記録に認定された!
ガチャガチャのクルマ商品は以前から大人にも人気があり、1990年代後半にはコレクションフィギュアブームの追い風で「頭文字D」のガチャガチャが大ヒット。
さらに2001年には「カプセルトミカ」としてトミカが登場。現在はひと回り大きなポケットトミカ、ダイキャストボディのトミカJr. も作られ、子どもから大人まで幅広い層に人気だ。
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