■クルマのガチャガチャは本格的なこだわり商品が主流
最近のクルマのガチャガチャには、アラフォーやアラフィフ世代が思わずグッとくるような商品が多い。
例えば老舗の模型メーカーとして知られる青島文化教材社(アオシマ)は、これまでジムニーやハスラー、サンバーなどの軽自動車コレクションを次々にリリース。
現在は「1/64 Honda CITY コレクション」と「1/64 Nissan Be-1 コレクション」が話題だ。
2020年11月に発売された「1/64 Honda CITY コレクション」は、全4種類で1回300円。その名の通り1/64スケールで、全長は約50mm。デビュー当初のシティがモデルで、ボディカラーはイエロー、レッド、ホワイト、ブルーの4種類がある。
注目は、特徴的なフェンダーミラーを再現していること。わずか50mmほどのモデルでフェンダーミラーを再現した精巧さに驚かされる。
一方、2020年12月に発売された「1/64 Nissan Be-1 コレクション」は、日産自動車が1987年に発売した初代パイクカーの「Be-1」を製品化したもの。
こちらもシティと同じ1/64スケールで、全長は約50mm。当時設定されていたボディカラー3種類と、アオシマオリジナルカラーとなるピンクを加えた全4種類をラインアップ。価格は400円だ。
当時設定されていたボディカラー3種類と、アオシマオリジナルカラーとなるピンクを加えた全4種類をラインナップ。価格は400円だ。
この商品は「1/64 パイクカーシリーズ Vol.01」と謳っているため、第2弾以降のラインナップも気になるところ。今でも記憶に残る1980年代の懐かしいクルマのカプセルトイは、アラフィフ世代にはまったく看過できない存在だ。
■シークレットもある悩ましい名車コレクション
個性的な模型製品を販売するプラッツのカプセルトイブランド「MONO」では、一部組立済みの塗装済みキットをカプセルトイとして発売している。
2021年3月下旬頃の発売を予定している新製品の「名車コレクション Vol.4 1/64スケール ミニカーFairlady Z NISSAN COLLECTION」は、1回400円の手頃な価格でZ30型フェアレディZの雄姿を再現。塗装済みキットとすることでコストを抑え、その分をディテールの再現に充てている。
全長65mmのモデルにも関わらずボンネットはなんと開閉式で、エンジンを眺めることもできる。
ラインアップは、カラバリ4種類+シークレット1種類で、しかもシークレットはZ432Rという悩ましい設定。オレンジのZ432R目当てにガチャガチャにハマるアラフィフの姿が今から目に浮かぶようだ。
また、2021年6月には「スカイライン2000GT-R NISSAN COLLECTION」の発売を予定している。こちらも価格400円の1/64ミニカーで、全長は約68mm。ボンネットは開閉式なので、伝説のS20型エンジンを見ることが可能だ。
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