純粋なスポーツカー:フェアレディZなど
ここまで紹介した例と比べると、スポーツカーは、現時点では電動比率が低いものの、今後の充実が期待される。
次期フェアレディZは、V型6気筒3Lターボエンジンのみになりそうだが、ハイブリッド化しても支障はないだろう。レクサスのLCやRCでは、すでにハイブリッドが用意され、GT-Rもマイルドハイブリッド化される可能性がある。
今後はすべてのクルマを画一的に電動化するのではなく、可能な分野から手掛けていくことが大切だ。
電動化に向けた制度を作る時は、厳しい経済環境下で仕事のためにクルマを使うユーザー、環境性能の向上とコスト低減の間に挟まれながら尽力している開発者など、現場で働く関係者の声をしっかりと汲み取って欲しい。そうしないと不幸な結果を招く。
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