WRCで勝つための競技車両ベース車として開発されたGRヤリス。その生い立ちと同様の背景をもつ過去の日本を代表するモデルといえば三菱のランサーエボリューション、それにスバルのインプレッサWRX STIだ。
ランエボとインプレッサWRXは平成の競技用ベース車で時代は違うが、ラリーのために誕生したクルマとして、GRヤリスはこの2モデルを超えているのか?
またパフォーマンスの面でも、ランエボとインプレッサWRXが2Lターボエンジンを搭載していたのに対し、GRヤリスは1.6Lターボとパワーユニットは大きく異なるのだが、ここでは平成時代の2大コンペティションモデルと比較することで、GRヤリスの実力により深く迫っていきたいと思う。
文/斎藤 聡
写真/TOYOTA、SUBARU、MITSUBISHI、ベストカー編集部
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