燃費を気にして運転すると年間いくら得するのか?

GT-Rでは約5万円の差が

 GT-Rの低燃費運転での年間燃料代は約19.2万円、燃費を気にしないと約24万円、その差は約4.8万円にもなります。

 GT-Rに関しては、クルマの特性から、思わず踏み込みたくなる衝動に駆られることもあるかと思いますし、燃費走行とは対照的な走り方をする、サーキットでの走行会の機会があることも考えられます。

E13型ノートe-POWERのWLTCモード燃費は29.5km/Lにもなる 
E13型ノートe-POWERのWLTCモード燃費は29.5km/Lにもなる 

 GT-Rは加えて、車のローンや任意保険代、メンテナンス代など、他にもお金がかかりやすいクルマです。

 この結果を見て、「やっぱりGT-Rは維持費が高い」と二の足を踏むか、「この程度でGT-Rに乗れるなら頑張る!!」と思うかは人それぞれではありますが、クルマ好きの方であれば、クルマ本来が持っている「ドライブすることの楽しみ」のためにガソリンを使うのも、素敵なカーライフを過ごすためのひとつの答えだと思います。

燃費よりもパフォーマンスを優先しているGT-Rでは、WLTCモード燃費は7.8km/L
燃費よりもパフォーマンスを優先しているGT-Rでは、WLTCモード燃費は7.8km/L

 また、GT-Rほどの高額車の場合、できるだけ価値を落としたくないもの。燃料代がかかることもそうですが、クルマは、一般的に走れば走るほど価値は下がっていくもので、過走行車ともなってしまうと、下取り時の査定額に大きく響いてしまいます。

スポーツカーのような非日常感なクルマを所有すると、日々の生活にメリハリがつく
スポーツカーのような非日常感なクルマを所有すると、日々の生活にメリハリがつく

 こういったクルマを所有している方は、駐車場代が安く済ませられるならば、普段の足として、維持費の安いセカンドカーを使用する、という方法がいいかも知れません。

いよいよ登場する新型GR86と新型BRZ 普段は燃費走行を気にしつつも、おもいっきり楽しむチートデイがあっても良いと思う
いよいよ登場する新型GR86と新型BRZ 普段は燃費走行を気にしつつも、おもいっきり楽しむチートデイがあっても良いと思う

ノートでは1万円しか変わらない

 ノートは、低燃費運転での年間燃料代が約4.8万円、燃費を気にしないと約6万円、その差は約1.2万円です。

 年間1.2万円なら1日あたり32.8円。個人的には、これをケチってそろそろとアクセルを踏んで生きていくのは、あまりにコスト効率が悪すぎる…と思ってしまいます。燃費なんて気にせず気持ちよくクルマを使って、そのぶん別のところでたくさん稼いだほうがいいのではないでしょうか。

【画像ギャラリー】こんなにも違う!! めちゃくちゃ燃費いいクルマと、極悪燃費のクルマをギャラリーでチェック!!

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

最新号

新型プレリュード仮想カタログほか、スポーツカー好き大歓喜情報満載!ベストカー12月10日号発売中!!

新型プレリュード仮想カタログほか、スポーツカー好き大歓喜情報満載!ベストカー12月10日号発売中!!

 ベストカーWebをご覧の皆さま、ちわっす! 愛車がどれだけ部品を交換してもグズり続けて悲しみの編集…