一般的に、クルマのエンジンの部品などは、新車で購入してから10万~15万kmだと言われているが、加工精度が上がり、オイルなどの性能も向上した現在、定期的にメンテナンスをしていれば、10年10万kmは当たり前という時代となっている。
しかし時代は電動化が叫ばれており、走行時の排出ガスを出さないEVとFCV(燃料電池車)が注目を集めている。ただ、ここで気にあるのは、エンジンのように長く使われたものではなく、まだ手探りの状態のクルマがどれくらいもつのか? という点だろう。
特にバッテリーだけではなく、FC(燃料電池)スタックというシステムを搭載するFCVはどうなのか? 気になるのではないでだろうか。今回は、そんなFCVの寿命について解説をしていきたいと思う。
※本稿は2021年2月のものです
文/国沢光宏
写真/TOYOTA、編集部
初出/ベストカー2021年3月26日号
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コメント
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経済産業省のサイトなどを見たところ、今のところ検討しているのは大型車(トラック等)だけのようですね