■ポルシェ タイカン クロスツーリスモ(追加モデル・3月5日受注開始)
ポルシェはフル電動スポーツカーのタイカンに、オフロードやアウトドアでの使用を考慮したモデル「クロスツーリスモ」を追加し3月5日より予約受注を開始した。
タイカンクロスツーリスモは、2018年3月にコンセプトカーとして発表された「ミッションEクロスツーリスモ」の市販仕様に当たるモデルであり、グレードはクロスツーリスモ、4Sクロスツーリスモ、ターボクロスツーリスモの全3グレードが用意される。
パワーユニットにはスポーツサルーンのタイカンと同様の800Vアーキテクチャーを採用、パフォーマンスバッテリープラスも全グレードで標準装備となる。
最高出力はクロスツーリスモの場合380ps、オーバーブースト出力は476psを発生し、最上級グレードのターボクロスツーリスモになると625ps、オーバーブースト出力では680psの大パワーを生み出す。航続距離は全グレード平均で390~453kmである。
また4WD、アダプティブエアサスペンション、専用「グラベルモード」を全グレード標準装備とし、そこにオプションのオフロードデザインパッケージを選択すると最低地上高をさらに30mm上げることができ、オフロード走破性能をより一層高めることが可能な仕様となっている。
ボディ形状はスポーツサルーンのタイカンとは異なり、後部リアゲート周辺のデザインは大幅に変更され、ボディサイズも全体的に一回り大きく設定される。
トランク容量は1200L超であり、これはタイカンと比較すると実に3倍近い容量を稼いでいる。
価格はクロスツーリスモで1309万円、4Sクロスツーリスモは1502万円、ターボクロスツーリスモを選ぶと2024万円とされる。グレード間での価格差は最大で715万円となる。
●価格:1309万円~
■BMW X5/X6/X7(一部改良・2月24日発表)
BMWは2月24日、ディーゼルモデルのX5、X6、X7に48Vマイルド・ハイブリッドシステムを搭載したモデルを追加したと発表した。
48Vスターター・ジェネレーターとそれによって発電された電気を充電する専用バッテリーで構成されており、スターター・ジェネレーターがモーターとして作用することで力強い加速力を発揮すると同時に、エンジンへの負荷を軽減し高効率化も実現。
燃料消費量は1.1km/L向上している。
●価格:945万円~
■ランドローバー ヴェラール(一部改良・3月10日発売)
ランドローバーは2021年モデルのヴェラールの受注を3月10日より開始し、同時に限定グレードのヴェラール・エディションの投入も発表した。
エンジンはマイルドハイブリッドの2L直列4気筒ディーゼルと、純ガソリン車である2L直列4気筒エンジンの二種類を採用、全7グレードを展開する。
また、ランドローバー初となるアクティブ・ロードノイズ・キャンセレーションを搭載した。価格は787万円から、グレード間での価格差は289万円。
●価格:787万円~
■DSオートモビル DS7クロスバック E-TENSE 4×4(追加モデル・3月10日発売)
DSオートモビルはDS7クロスバックにプラグインハイブリッドを搭載した「E-TENSE 4×4」を追加し、3月10日に販売を開始した。
「E-TENSE 4×4」では、1.6L直4ターボエンジン、前後合わせて2基のモーターとリチウムイオンバッテリーを搭載することで、パワーユニット合計で300ps/520Nmとハイパワーを発生させる。
低速域をモーターが担うことで、0-100km/h加速は5.9秒を記録する。価格は732万円、グレードはグランドチックのみの設定となる。
●価格:732万円
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