まさに「コンパクトSクラス」 新型Cクラス 華麗にデビュー!


 2021年2月、メルセデス・ベンツの新型Cクラスが欧州で発表された。日本への導入は今年秋頃(予定)とまだ先ではあるが、一足はやくその姿やスペックをご紹介したい。

 その性能・装備はまさに「コンパクトSクラス」と呼ぶにふさわしいもので、日本への導入が待ち遠しくなってくる。価格は欧州では約4万ユーロ(日本円換算で約520万円)となっている。

※本稿は2021年2月のものです
文/ベストカー編集部 写真/Mercedes-Benz
初出:『ベストカー』 2021年4月10日号

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■スタイリッシュセダン&ワゴン 日本上陸は今年秋の予定

 まだまだ「新しい」と思っていたベンツCクラスだが、現行型が登場したのは2014年なのですでに7年が経過していたのであった。

 2月23日欧州で発表された新型Cクラス。もう、見た瞬間「コンパクトSクラス!」と感じた。

 ベンツのデザイン哲学というか、方程式にしっかりと則ったモデル開発を実感できるエクステリアだ。

フロントマスクは大型エンブレムを中央に置いたスポーティなタイプを採用する
全長はセダンと同じ4751mmのワゴン。全高はルーフレール分セダンより高く1455mmとなる

 新型Cクラスはセダンとワゴンが同時に発表された。

 ボディサイズはセダンが全長4751mm、全幅1820mm、全高1438mmで、現行型に対し全長は65mm長く、全幅は10mmワイドになり、全高は9mm低い。

 セダンとワゴンの全長、全幅は同寸で、ワゴンの全高はルーフレール分の17mm高い1455mm。

現行型Cクラスに対しホイールベースは25mm延長された2865mm。ロングノーズが流麗だ

 ホイールベースは現行型に対し25mm延長された2865mmだ。ホイールベースが延長されたことで、後席ニースペースは35mm拡大されたという。

 フロントマスクはSクラスのフォーマルな横桟グリルに対し、スポーツ系に採用されるスリーポインテッドスターを中央に配したメッシュタイプを採用するため、顔つきの印象はSクラスと異なるものの、スリークなプロポーションはSクラスをそのままコンパクトにしたかのよう。

前席
こちらは後席。ホイールベースが25mm延長されたこともあり、後席ニースペースは35mm拡大し、居住スペースは余裕が増えた

 Sクラスよりも若干キャビンバックとしたことで、躍動的な、ダイナミックなスタイルを醸し出している。

 インテリアはまた、Sクラスで採用された最新のグラスコックピットを踏襲。

インパネはSクラスのテイストと共通の液晶パネルを中心にしたグラスコックピット。物理的なスイッチ類をほぼ廃し、縦型の大型センターディスプレイで操作する。メーター表示は上の写真のようにカスタマイズが可能

 液晶表示のメーターはもちろんのこと、センターコンソールの縦型液晶パネルも採用される。

 Sクラス同様、インパネには物理的スイッチはほぼ廃止され、エアコン設定など多くの操作は音声コマンドか、このセンター液晶パネルで行う。

 パワーユニットはすべて直4で、1.5Lガソリンターボ(C180、C200)、2Lガソリンターボ(C300)、2Lディーゼルターボ(C200d、C220d、C300d)が設定される。

 すべてのエンジンに48V ISG(20‌ps/20.4kgm)が組み合わされるマイルドハイブリッド。

 さらに航続距離100kmという、25.4kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載するPHEVの追加も予定されている。

 新型Cクラスは3月30日より欧州で受注を開始。日本導入は今年秋ごろとなりそうだ。

エンジンは今のところすべて直列4気筒でガソリンターボが1.5Lと2L、さらに2Lディーゼルターボが設定される。すべてに48V ISG(20ps/20.4kgm)によるマイルドハイブリッドが組み合わされる
新型Cクラスのエンジンラインナップ。今後PHEV(モーター:129ps/44.9kgm、航続100km)が追加される計画も明らかにされている

●ベンツ C300セダン 主要諸元 ※()内の数値はC200ワゴン
・全長:4751mm
・全幅:1820mm
・全高:1438mm(1455mm)
・ホイールベース:2865mm
・エンジン:直列4気筒DOHCターボ
・総排気量:2L(1.5L)
・最高出力:258ps(204ps)
・最大トルク:40.8kgm(30.6kgm)
・IGS出力:20ps/20.4kgm
・トランスミッション:9速AT
・Fサスペンション:4リンクアクスル
・Rサスペンション:マルチリンク
※スペックは欧州仕様のもの。

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