季節はすっかり春。新生活の始まりに、あるいは春だからなんとなく(?)新車の購入を考えている人もいるだろう。
フィアット500の限定カラーモデルやポルシェの電動モデル、タイカンのオフロードモデルなど、春の注目車を詳しく見ていこう。
※本稿は2021年3月のものです
文/ベストカー編集部 写真/ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』 2021年4月26日号
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■フィアット 500/500C ミモザ2(限定モデル・3月20日発売)
フィアットは500および500Cにイエローの限定カラーを纏った「ミモザ2」を3月20日より250台限定で販売開始した。
「国際女性デー」と定められている3月8日に、男性が大切な女性にミモザの花を贈るイタリアの習わしをイメージした限定車で、限定カラーだけでなく限定装備も多く採用された一台である。
価格は500ミモザ2の場合208万円、500Cミモザ2は274万円となる。
●価格:208万円
■BMW M5 CS(追加モデル・1月27日発表)
BMWは、M5の限定生産モデルとなるM5 CSを発売することを発表した。
このモデルは現在販売されているM5をベースとし、さらなるチューニングを施した一台で、エンジンは6000rpmで最高出力635psを発生させる4.4L V型8気筒ツインスクロールターボエンジンを搭載する。
これはノーマルのM5と比較すると35ps、M5コンペティションと比較すると10psも引き上げられた数値だ。
また、車重も標準と比べて70kg近い軽量化を施しており、結果0-100km/hは3.0秒を記録。M5コンペティションよりも0.3秒速いタイムを記録する。
インテリアはカーボンや黒を基調としたもので、スポーツ走行に適した専用カーボン背面パネルを持つスポーツシートが前列に装備される。
また、後部座席もホールド性の高い形状をしたシートを持ち、それに合わせて乗車定員も5人から4人へと変更されている。
M5 CSは2021年春に販売が開始され、価格はドイツ国内で18万400ユーロ(日本円にすると約2346万)となる。日本への導入や価格などは未定だ。
●価格:未定
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