なぜ厳しい燃費規制下で新型BRZも新エンジン搭載可能に?
少し調べてみました。すると興味深いことが判明したので紹介しておく。ひとつ目は新型BRZの燃費。排気量を20%も大きくしてパワーアップもしたら燃費悪くなると思うハズ。普通、燃費悪くなる。
しかし新型BRZの燃費、現行モデルの12.8km/Lより向上しているようなのだ。13.6km/Lくらいになるという情報も。
2つ目が電気自動車の存在。CAFEは企業平均燃費。燃費の良いクルマを出せば、多少燃費が良くないモデルがあったとしても平均燃費は良くなる。特に電気自動車の二酸化炭素排出量ってゼロ。
電気自動車が新型BRZと同じ販売台数なら、新型BRZの燃費を13.6km/Lとすると27.2km/Lになってしまう。2020年CAFEの要求レベルを余裕でクリア可能なのだった。
WRX S4のような300馬力級のハイパワーモデルにも期待してしまう。こちらは電気自動車がどのくらい売れるかで決まってくると思う。電気自動車の販売台数を伸ばせれば300馬力級のスポーツモデルだって夢じゃない。
ちなみにトヨタがGRヤリスやスープラのようなスポーツモデル出せるのは燃費良いクルマ多いからです。
そうそう。新型BRZにはもうひとつウワサがある。ハイブリッドを追加するんじゃないか、というもの。東京都など2030年で電動車以外を登録できなくなってしまう。
CAFEをクリアできても、電動車じゃないため生きのこれない。ということからハイブリッドモデルを開発中だと言われているワケ。果たしてハイブリッドやいかに?
新型BRZにハイブリッド追加の可能性はあるか?
スバルはレヴォーグに搭載されている新世代1800ccをベースにしたハイブリッド仕様やPHV仕様が存在することを示唆している。燃費を向上させないと、徐々に厳しくなっていくCAFEに対応できないですから。
このハイブリッドをBRZにも搭載してくるか? システム出力で200馬力程度あったらパワフルに走らせられるだろう。
ただ、残念なことにレヴォーグ用に開発しているトヨタ式ハイブリッド、マニュアルトランスミッションを設定できない。作れるとしたらAT仕様のみ。
こういったクルマのAT、ニーズ的には少ない。世界規模で見たってマニュアルのお客さんばっかり。高い開発コストを掛けて回収できるかとなれば不可能だと思う。90%の確率でハイブリッドは存在しない。
しかも新型BRZを8年販売して2029年。さらに厳しい目標設定となっている2030年CAFEの前に絶版にすると予想しておく。逆に2029年までは今のBRZをそのまま売ろうという戦略かと。ガソリンの販売停止は2050年。2029年にBRZを買っても21年間乗れる。BRZ、最後のガソリン車として残るかもしれません。
その次のBRZが存在するとしたら電気自動車になっている。ハイブリッドやPHVを作ったって意味なし。
昨今の電気自動車を見ていると、駆動輪などどこでもよい。もしかすると4輪モーター駆動になるかもしれないし、後輪駆動で頑張るかもしれない。はるか遠い先のことなので、新型BRZを存分に楽しんだらいいと思う。
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