GW直前! うっかりトラブルを防ぐロングドライブ前の2つの簡単チェック!

CHECK2 タイヤ/出発前に空気圧のチェックは行いたい

カー用品店やガソリンスタンドでタイヤ空気圧を点検することができる
カー用品店やガソリンスタンドでタイヤ空気圧を点検することができる
最近はスペアタイヤ非搭載の車も多い。パンクに遭遇する頻度は平均10年に1回程度と考えると、大きく重いタイヤを積むのはデメリットが多い
最近はスペアタイヤ非搭載の車も多い。パンクに遭遇する頻度は平均10年に1回程度と考えると、大きく重いタイヤを積むのはデメリットが多い

 タイヤの空気圧は正常な状態でも自然に少しずつ減っていくため、定期的にチェックする必要がある。空気圧不足は操縦安定性を悪化させたり、タイヤの寿命を縮めるからだ。

 例えば、不足するとタイヤが変形して左右にフラついたり燃費が悪化。高速連続走行時にはたわみによりタイヤが発熱し、最後にはバーストしてしまう「スタンディングウェーブ現象」を起こしやすくなる。GWに海や山、帰省など長距離ドライブを予定していたなら注意が必要だ。

 また、「空気圧はタイヤのたわみ具合で判断」などとよく言われるが、これはハッキリいって無理! パンクしてペチャンコになっていたならまだしも、見た目だけでは正確な判断はできない。パンクの有無の確認手段としては有効なため、乗車前に目視チェックすることは大切だが、空気圧の確認には空気圧ゲージが必須となるので注意したい。

 さて、その空気圧、個々のクルマによって指定値は異なり、一般に運転席側のドア周辺に表示されている。もっとも一般的なのが運転席側のBピラーで、ここになければドアの内張り面だが、いくら捜しても見つからないときはオーナーズマニュアルで確認したい。

 なお、空気圧をチェックときは走行前のタイヤが冷えているときに行うのが原則となる。暖まると膨張するからで、測定するならドライブ前に行う。

 また、測定にはタイヤゲージが、圧が低くて空気の充填が必要となったらエアポンプも必須ゆえ、ガソリンスタンドに行ったついでに点検・補充してもらう、あるいはゲージ付きエアタンクを借りて行うのが現実的かつベストな点検方法といえるだろう。

応急用パンク修理キット。「タイヤ接地面以外が損傷している時」、「ほとんど空気が抜けている状態で走行した時」など修理不可の条件もある。修理は左の修理剤を右手のコンプレッサーでタイヤに注入して行う
応急用パンク修理キット。「タイヤ接地面以外が損傷している時」、「ほとんど空気が抜けている状態で走行した時」など修理不可の条件もある。修理は左の修理剤を右手のコンプレッサーでタイヤに注入して行う

JAFのホームページ/タイヤがパンクしてしまったら(スペアタイヤへの交換手順)

JAFのホームページ/タイヤがパンクしてしまったら(パンク修理剤を使った対処法例)

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