暖かい日が増えて、外に出るのが快適で心地いい時期になってきた。新型コロナウイルスは相変わらず猛威を振るっていて、感染予防対策には気を配る必要があるものの、完全に家に閉じこもるのは生活の上でも不可能であるし、何より精神衛生上よろしくない。
クルマなら道中はパーソナルな空間を保てているし、目的地が屋外なら密を避けれる。近場でドライブを楽しんだり、時期をずらしてちょっと出掛けてみるなど、混雑を避けて安全で快適な息抜きをすることも大事だ。
そんなことで、クルマで出掛けるのであれば、絶対に点検してほしいことがある。それは「タイヤの空気圧」。しばらくタイヤの空気圧を点検していない、というのであれば、出掛ける途中、近所で給油する時で構わないから、高速道路を利用する前に、タイヤの空気圧を点検しよう。
ご存じのようにタイヤは高分子素材であるゴムからできているため、分子間を気体が透過するので自然にわずかずつではあるが空気が抜けていく。大気中では安定した物質である窒素はゴムを通過しにくいが水蒸気(つまり空気の湿気)などはゴム分子に馴染むこともあって透過しやすい。
そしてタイヤ内部の空気も外気温の影響を受ける。その結果、季節の変わり目など気温が変化する時期は、タイヤの空気圧の変化が大きくなることもあるので、この時期は重点的にタイヤの点検を行なうように習慣づけるたい。
今回はそんなタイヤの点検について解説していきたい。
文/高根英幸
写真/Adobe Stock(OPgrapher@Adobe Stock)、編集部
【画像ギャラリー】タイヤの空気圧をチェックしてトラブルを未然に防ぐ!!
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