羨望のエース級グレード名たち【トヨタ、日産、ホンダ、マツダ編】

■マツダ ロータリー、アンフィニ、GT-X、GT-Ae

1968年11月、マツダとしては(コスモスポーツに次いで)2台目のロータリーエンジン搭載車となったファミリア。「ロータリークーペ」というグレード名(?)だった
1968年11月、マツダとしては(コスモスポーツに次いで)2台目のロータリーエンジン搭載車となったファミリア。「ロータリークーペ」というグレード名(?)だった

マツダのスポーツグレードの象徴といえば、やはりロータリーエンジンだ。

搭載車の多くのグレードに、その存在を示すべく「ロータリー」を取り入れることで、その性能の高さを謳っていた。

他チャンネル化で登場した「アンフィニ」も元々はグレード名。

2代目RX-7(FC3S)に登場した「∞(アンフィニ)」。これで「∞」の読み方を覚えた方も多いのではないか
2代目RX-7(FC3S)に登場した「∞(アンフィニ)」。これで「∞」の読み方を覚えた方も多いのではないか

2代目サバンナRX-7(FC3S)の2シーター化した限定車としてたびたび登場したことは有名だが、6代目ファミリア(BF)と7代目ファミリア(BG)にも走りのアイテムを装着し、専用チューンを加えた「アンフィニ」が存在していた。もっとマイナーなものではカペラC2にも設定。覚えておられる方もいるだろうか。

ファミリアといえば、6代目と7代目にフルタイム4WDとターボエンジンを組みわせた高性能モデルがあったが、特に6代目は1985年10月に1.6L、DOHC16バルブターボエンジン搭載に加えて日本初のフルタイム4WD車となる「ファミリア3ドアGT-X」を投入。WRCでも活躍し、そのベース車両として大人気となった。

6代目ファミリア。1985年1月に登場
6代目ファミリア。1985年1月に登場

またその競技ベースのトップモデルとして「GT-Ae」があった。こちらは装備の簡素化と専用チューンを加えたラリーなどのモータースポーツに最適化されたスパルタングレード。普通車の高性能モデルという特別感があり、モータースポーツ好きなマツダファンにとって忘れられない1台となっている。

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