最新のタイヤは走り方を変えても低燃費性能期待通りに
タイヤラベリング制度が始まった頃の低燃費タイヤは、ツボにはまると燃費の良さが実感できるのに、ちょっとタイヤに負荷をかけるような走り方をすると案外低燃費性能の恩恵が感じられなくなってしまう、ということもありました。
これに対して最新の省燃費タイヤは、走り方を変えても、ほぼ期待どおりの燃費が得られるようになりました。低燃費性能がとても安定してきているといえると思います。
転がり抵抗はタイヤグレーディングによってランク分けされているので、とびぬけた低燃費性能のタイヤが登場するということは、ここ暫くないと思いますが、それでも従来転がり抵抗「A」だったものが「AA」になったり、「A」のままウェットグリップが「b」とか「a」になったりという低燃費性能、グリップ性能の進化はタイヤが多くみられるようになってきました。
省燃費タイヤが本格的に作られるようになってまだ10年ですから、これからさらにタイヤが進化することは十分に期待できます。
いまでもミシュランのハイグリップ系ウルトラ・ハイ・パフォーマンス・タイヤ=ミシュラン「パイロットスポーツ4S」の一部サイズに転がり抵抗A/ウエットグリップaのタイヤがあります。
今後モーター駆動のスポーツモデルの登場は当然期待できるわけで、そうなると低燃費性能を満たしたスポーツタイヤが登場することも予想できます。
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