■先々代ベントレー コンチネンタルGT
■販売期間:2003~2011年
■中古車相場:270万~600万円
「激安だけど見栄を張れる中古輸入車」をいろいろと挙げてきたが、究極はコレだろう。初代ベントレー コンチネンタルGTである。
新車時価格は2145万~2570万円となる英国ブランドのゴージャス&パワフルクーペで、エンジンは最高出力610psを発生する6LのW型12気筒DOHC。
……普通に見れば「中古でも1000万円は軽く超えるでしょ?」というオーラをまとっているわけだが、実は中古車の底値は270万円から300万円あたり。
つまり、ホンダ N-BOX EX・ターボの新車にフルフルのオプションを付けた総額(240万円ぐらい)に、数十万円か100万円ぐらいの金額を足せば、あの「ベントレー コンチネンタルGT」が買えてしまう――ということだ。
「見栄を張る」という面においてのコスパと破壊力は最強レベルだと言えるだろう。
……だがしかし。
筆者も輸入中古車記者生活25年ゆえ、ベンツやビーエムの格安中古車については実体験と取材経験に基づくいろいろなことが言える。
例えば先代ベンツEクラスであれば、「壊れることもあるだろうけど、ちゃんと吟味したうえで、細かい部分にカーマニア的にこだわらないのであれば、騙し騙し乗ることはできる。
また修理するにしても安価なOEM部品や、工賃が比較的安い町工場もあるから、まぁなんとかなる場合が多い的なことを、自信をもって言えるわけだ。
だが激安初代ベントレーコンチネンタルGTについては……大変申し訳ないのだが知識も経験もゼロである。
200万円台のコンチネンタルGTを買ったらどうなるのか、筆者には見当もつかない。意外とイケるのか、それともやはり地獄を見るのか? すみません、わかりません……。
だが「車両価格200万円台のベントレー! 」という言葉の甘美な響きに負け、つい紹介してしまった。
すべてがわからないため推奨はしないが、もしも「よし買ってみよう! 」というサムライがいらっしゃったなら、ぜひベストカーweb編集部気付で、その顛末を教えていただけたら幸甚に存じます。押忍。
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