マツダ3を街で見かけると思わず目で追ってしまいます。発売は2019年5月ですから、デビューして2年が経ちますが、いまだにかっこよさが色褪せません。
思い返してみると、2017年の東京モーターショーでマツダ3の始まりは、原型となるマツダ魁(KAI)コンセプトが発表されたことでした。魂動デザインがフェーズ2へと進化したデザインとしても注目を集めたのですが、さらに驚くことに、そのコンセプトカーがほぼそのままマツダ3となって登場したのです。
量産化に向けてラインや面構成にいっさい妥協することなく作り込んだ結果のかっこよさということなのでしょう。いまだ色褪せないカッコよさというのはこの辺にあるのでしょう。
個人的にもとても好きなクルマの一台で、魅力的な内容を持ったクルマでもあると思います。ただ、販売台数(2021年4月535台、5月967台)を見るとあまり好調とは言えません。
そんなマツダ3の実力を改めて評価するとともに、イマイチ販売に結びつかない理由についても考察してみたいと思います。
文/斎藤 聡
写真/MAZDA、ベストカー編集部
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