ポータブルナビの究極へ、ゴリラの2021年モデルはズバリ買い!


■VICS WIDE、そして24時間高精度測位が可能に

従来は1日8時間までしか受信できなかった準天頂衛星システム「みちびき」に24時間対応

 都市部を中心に渋滞を避けて移動するならばやはり「VICS WIDE」は欠かせない。特にゴリラの場合はストラーダと同様にこれらの情報から渋滞を避けた「スイテルート案内」を活用することができる。

 VICS WIDE自体も日々収集するデータが充実しており、混雑するエリアでの回避能力はなかなか優れている。特に回避レベルを3段階に調整することができるので、ドライバーごとに異なる渋滞回避の感覚をゴリラ側で調整することができる。

 そして今回、イチ押しとも言えるのが自車位置の測位性能の向上だろう。元々ゴリラには「Gロケーション」と呼ばれる測位システムが備わっているが、今回これ自体もAV一体ナビと同様のモジュールに変更。

 基礎となる精度の向上にプラスして、従来は1日8時間までしか受信できなかった準天頂衛星システム「みちびき」に24時間対応することで、ビル群の谷間でも優れた自車位置表示が行える。

 ちなみにゴリラは現在GPS衛星31基、グロナス衛星(ロシア)24基、そしてみちびきが3基と合計58基に対応(2021年4月段階)するトリプル衛星測位に対応している。

■ターゲットは従来までのゴリラユーザーとスマホナビユーザー

派手な機能向上は抑えめだが、精度の面でも確実に一歩一歩進化している

 冒頭に述べたようにゴリラのユーザーは50代以上が多い。余談だが筆者は2020年モデルである「CN-G1400VD」を使っているが、特に精度向上の点でも「これは買い替えたい」と思う程である。とはいえ、まだ地図更新が2年弱使えるので実際買い替えるのは現実的では無いのだが……。

 ターゲットしてはやはりこれまでゴリラを使ってきたけど「地図が古くなったなあ」と感じたり、より高い性能を求めたいと感じている層にはドンピシャのタイミングと言えるだろう。

 もちろんゴリラは専用に開発されているので熱や振動といった車内における「劣悪環境」でも安心して使うことができる。この部分はそれらに対応しているスマホナビではかなわない部分でもある。

 派手な機能向上は抑えめだが、確実に一歩一歩進化して、ユーザーに寄り添った商品に仕上がっているゴリラ、それでもポータブルカーナビとしては「究極」にまた一歩近づいたと言えるはずだ。

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