■奥様が喜ぶクルマ1/スバル・レヴォーグのエアコン温度設定「奥様モード」
1台目は、家の中と同じく、夫婦でもカップルでも男女でドライブしているとしばしばケンカになりやすい「エアコン温度差問題」。これをクリアする賢いエアコンを備えているのが、スバル・レヴォーグです。
男性と女性はそもそも基礎体温が違ったり、発熱量や発汗量にも差があるため、男性はもっとエアコン温度を下げたいけど、女性は寒くてブルブル震えている、といった状態になりやすいものです。
また女性はメイクが崩れたり、肌が乾燥するのを懸念して、エアコンによって車内が乾燥するのを嫌がります。
そこに着目したのが、レヴォーグのフルオートエアコン(左右独立温度調整機能、後席ベンチレーション、クリーンフィルター付)。
運転席と助手席でそれぞれ好みの温度設定ができるクルマは、最近はコンパクトカーでも増えてきましたが、このレヴォーグのトップグレードとなる「STI Sport」にはノーマル、スポーツ、スポーツ+、コンフォート、インディビジュアルから選べる「ドライブモードセレクト」が搭載されていて、そこでコンフォートを選択すると、エアコンの設定も変わります。
スバルでは通称「奥様モード」と呼んでいたそうですが、湿度センサーによって窓が曇るギリギリのところで外気を入れるように調整し、湿度を高めに保つ工夫があるのです。
お肌はもちろん目や喉にも優しく、ウイルス対策にもいいという美点が。普段から美容に気を使っている奥様には、「肌が乾燥しにくいエアコン」というワードだけでも、グッと心に響くのではないでしょうか。
■奥様が喜ぶクルマ2/トヨタ・ヤリスの駐車支援機能「アドバンストパーク」
2台目は、女性に「運転で苦手なことは?」と質問するといちばん多い答えである「車庫入れ」を助けてくれる機能が進化している、トヨタ・ヤリスです。
男性でも苦手な人はいますが、女性の場合はハンドルをどちらに切るとタイヤがどう向きを変えるか、といったメカニズムをよく理解していなかったり、体格の問題でそもそも運転ポジションが合っておらず、十分な視界が確保できていないことなどで、より苦手意識が高い人が多いのです。
ヤリスに搭載されている「アドバンストパーク」は、従来の「スマートパーキングアシスト」といった車庫入れサポート機能と比べて、操作がより早く簡単になったのが嬉しいところ。ハンドル、アクセル、ブレーキ操作をクルマがアシストしてくれるので、ドライバーはシフト操作をするだけです。
また、従来は白線で区切られた区画にしか作動しないものが多かったのですが、自宅の駐車場など区画線がない場所も、事前に駐車位置を登録することで、このシステムが作動するようになりました。
それでも、車庫入れが上手な人からすると「自分でやった方が早い」と思うかもしれませんが、苦手な人からすればもう、これがあるだけでどれほど運転に対する憂鬱が晴れることか。どうしてもムリ、という時のお守りがわりとしても、奥様を助けてくれることでしょう。
アラウンドビューモニター、360度モニターなど、自車を真上から見たように画面に映して、死角をなくす機能もセットで搭載すると、より安心感が高まります。
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