■奥様が喜ぶクルマ3/ダイハツ・タントの自動で開くスライドドア「ウェルカムオープン機能」
3台目は、とくに子育て中の奥様に嬉しい、手も足も使わずに自動でスライドドアがオープンする軽初の「ウェルカムオープン機能」が搭載されているダイハツ・タントです。
ミニバンなどのスライドドアや、SUVなどのバックドアには、手を使わずに足の動作だけで開閉できるハンズフリー機能が続々と採用されていますが、これはさらに一歩進んで、キーをポケットやバッグに入れておけば、ドアに近づいただけでロックが解錠されて、自動でスライドドアが開くというもの。
子育て中は、右手に子供を抱っこして左手には買い物の大荷物を持って、というシーンが多発します。とくに、夫が不在で奥様と子供だけで出かける時にはこんな状態になりやすく、これはかなりの負担になっています。
そんな時に「ウェルカムオープン機能」があれば、降りる前にインパネにある予約スイッチを押しておくだけで、クルマに戻ってきて近づくと、キーを出すこともドアハンドルに触れることもなく、スライドドアが自動でオープン。子供が眠ってしまったり、雨の日で手がふさがっている時なども「あってよかった」と助かる機能です。
また、スライドドアが閉まり切るまで待ってからロックをするのは、無駄な時間のようでイラっとしがちですが、タントには「タッチ&ゴーロック機能」もあり、スライドドアが動いている最中にフロントドアのリクエストボタンをタッチするだけで、ロック予約が完了。
子供を待たせることなく、すぐにクルマから離れられます。家事の「時短」が叫ばれる今、この機能も立派な「時短」ですから、喜ばれること間違いなしです。
■奥様が喜ぶクルマ4/マツダCX-8の2列目3列目が自由に行き来できる「センターウォークスルー」
4台目は、やはり子育て中には必須の機能といえる「センターウォークスルー」が国内SUVで唯一手に入る、マツダCX-8。
センターウォークスルーとは、ミニバンやスーパーハイトワゴンなどに多く採用されていて、前席と後席を車内にいながら自由に移動できる機能のこと。
例えば子供と一緒にスライドドアから乗り込んで、子供をチャイルドシートに座らせたら、そのまま自分は前席や3列目シートへ移動できるので、いちいち車外へ降りなくてもいいのが便利です。
猛暑や雨の日などはとくに、センターウォークスルーができるクルマとできないクルマでは、疲労度がガラリと変わるほど。
それをSUVで取り入れているのが、CX-8に設定されている6人乗りで、2列目シートがキャプテンシートタイプのモデルです。
前席からの移動は難しいですが、2列目と3列目の行き来ができるので、3列目シートへのアクセスがグッとラクになります。
ラゲッジに積んだ荷物を取りたい時も、車外へ出なくても2列目から3列目に移動すれば手が届くので、毎日の使い勝手が向上。子供に振り回されてクタクタの奥様には、それがラクになるクルマは大歓迎のはず。こうした機能はミニバンにしかないと思い込んでいる人も多いので、意外性もインパクトが強いのではないでしょうか。
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