「同乗者が酔いにくい運転」意外と気づかない3つのポイント


2.ハンドルは「ゆっくりと、最小限に」

 ブレーキペダル、アクセルペダルと同様、急ハンドルや、横Gが強くかかったりすることは、クルマ酔いの原因になる。同乗者を酔わせないためには、カーブでも、交差点でも、ハンドル操作を「ゆっくり」と行うことだ。じわーっと回して、じわーと戻す、カンタンなようで、なかなか難しい。だがこれができると、同乗者の頭が「グラッ」とすることも減り、安心ができる運転となる。

 さらに高速道路も、ハンドル操作のコツは「ゆっくり」だ。高速道路のコーナーでも、白線で仕切られたレーンのど真ん中を常に走るドライバーがいるが、車線の中で、大きなアールを描いて走行する方が、ハンドルの操作量が少なくすみ、横Gの変動が少ない、なめらかなコーナリングとなることは、覚えておいた方がいい。

ハンドル操作は「じわーっと回して、じわーと戻す」。これができると、同乗者の頭が「グラッ」とすることも減り、安心ができる運転となる(PHOTO:写真AC_ひつじ07)

3.嫌な臭いは徹底的に取り除け!!

 臭いが原因でクルマ酔いを引き起こしている場合は、まずは事前の対策が必要。タバコやエアコンなど、臭いの元と考えられる箇所への対策を念入りに行う必要がある。このときクルマ用芳香剤で誤魔化すと、臭いが混ざってより不快な臭いとなることも考えられるので注意が必要だ。

 とはいっても、車内の臭いはそう簡単にはなくならないもの。走行中に窓をあけて、臭いを感じにくくするなどの対策も必要だ。徹底的に消臭したうえで、当該者の「好きなアロマ」を使い、アロマテラピーの効果を利用するのもいいかもしれない。

 また、クルマに乗ったとたんにクルマ酔いをするような場合は、「クルマに乗っても酔わない」という経験をすることが必要なようだ。酔い止めの薬を飲んだり、臭いが全くしないクルマに乗る、などを繰り返すことで、徐々にクルマに乗ることに自信がついてくるようなので、試してみてほしい。

子供は大人よりも臭いに敏感。大人が臭わないから、と対策を怠ると、お子さんが辛い思いをすることになる(PHOTO:写真AC_acworks)

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