キャンピングカー総勢30台! いまが買い 価格帯別バイヤーズガイド

総勢30台! いまが買い 価格帯別キャンピングカーバイヤーズガイド

 キャンピングカーの人気が高まっている。

 キャンピングカーの国内保有台数は12万台を超え、一般ユーザーにとっても、「クルマ選び」の選択肢としてのキャンピングカーが浮上してきた様子がうかがえる。

 そんなキャンピングカーの購入時のポイントや価格帯ごとの代表モデルたちをご紹介しよう!

●トピック
・一般乗用車の上級モデル程度の予算で購入可能!?
・購入時に確認すべきチェックポイント5
・400~600万円台のキャンピングカーたち
・600~800万円台のキャンピングカーたち
・800~1000万円台のキャンピングカーたち
・番外コラム01…「オーバー1000万円」という選択肢
・番外コラム02…防災を意識した購入者も増加中!
・番外コラム03…内緒で伝授!? 賢く買って、維持する方法

※本稿は2021年5月のものです。紹介している車種はオプションや仕様によって総額が変わるモデルがあります。
文/渡辺圭史 写真/ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2021年6月26日号

【画像ギャラリー】「アンダー400万円でも買えるキャンピングカー」たちもプラス! 今が旬のモデルをギャラリーでクイック&総チェック!!!


■一般乗用車の上級モデル程度の予算で購入可能!?

 まだまだキャンピングカーは憧れの存在という人も多いかもしれない。しかし、実は国産キャンピングカーでさえ、さまざまなモデルが生産されており、意外と身近な存在になっている。価格帯も幅広く、一般乗用車の上級モデルを購入するのと変わらないコスト感になってきた。

 キャンピングカーは一台のクルマに長く乗る傾向があるので、長期的なスパンで考えるとコストパフォーマンスが高い。さらに、キャンピングカー需要の高まりによって、中古車市場でも高値で取引されることも多く、リセールバリューにも期待できる。

 また、新型コロナウイルス対策の影響もあって、他人との接触を避けながら移動できることも注目されている。移動も宿泊も限られたパートナーや仲間だけで行動できるのが、大きなアドバンテージとなった。このように、いろいろな理由でキャンピングカーが注目されている。

 実際にキャンピングカーを見てみると、キャンパー仕様と呼ばれる、簡素な装備であれば、100万円台から購入できるモデルもある。キャンピングカーらしい豪華な装備を求めるのであれば、もちろん価格は高くなるが、とはいえ高級車と同価格帯のモデルも多々ある。

 クルマの買い替えスパンを見直して、これまで2台のミニバンに乗り継いだ期間を、キャンピングカー1台で過ごすことができるのなら、キャンピングカー購入のほうが安くなることも。また、保有年数が長くなるのなら、長期ローンを組むこともできる。

 今回の記事を読めば、キャンピングカーがグッと身近に感じるのではないだろうか。

●必要充分な装備と取り回し…400万円~600万円台のキャンピングカーたち

 キャンピングカーとして必要充分な装備を備えつつ、一般車に近い金額で購入できるモデルも数多い。軽キャンパーの上位モデル、ミニバンやワンボックスをベースとしたバンコンバージョン(バンコン)モデルがこの価格帯だ。

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必要充分な装備を備えつつ、一般車に近い金額で購入できる400万円~600万円台の価格帯

●多種多彩なボリュームゾーン…600万円~800万円台のキャンピングカーたち

 豪華なインテリアや電化製品を装備したバンコンの上位モデルや、キャブコンバージョン(キャブコン)モデルのスタンダードクラスが、この価格帯にラインナップされている。「これぞキャンピングカー」という車種が多い。

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「ザ・キャンピングカー」ともいうべきラインナップが揃う600万円~800万円台の価格帯

●豪華な装備と豊富な電力…800万円~1000万円台のキャンピングカーたち

 一般乗用車の上級モデルより、さらにプラスアルファの予算が必要となるクラス。もはや動くワンルームマンションともいえる豪華装備で、自宅同様の電化製品が使用できる。長期ローンや残価設定ローンなどを活用するのも手だ。

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自宅同様の電化製品が使用できる800万円~1000万円台の価格帯。一般乗用車の上級モデルより高いと言える

■購入時に確認すべきチェックポイント5

 いざキャンピングカーを購入しようとした時、どのようにクルマを選べばいいのだろうか。これまでのクルマの買い方とは少し違うチェックポイントを確認してみよう。

 一般的なクルマの購入では、あまり気にしていなかったチェックポイントも多い。せっかく購入したキャンピングカーが思っていたのとは違っていた、ということがないようにしたい。

 そこで、まず最初に確認すべきこととして考えておきたいのが次の5項目。「目的」「サイズ」「諸経費」「納期」「維持費」のポイントを押さえて失敗を避けよう。

目的…まず最初に考えることは、どのように使いたいのか。使っていくうちに、そのスタイルが変化することは問題ないが、最初にやりたいことをイメージするとクルマの種類も決まってくる。キャンプしたいのか、旅行に行きたいのか、目的を定めることが大切になる。

●サイズ…インテリアばかり気にしすぎて、駐車場に入らなかったという人も多い。自宅までの道路で通れない場所があった、という事例もある。また、大きくて運転が億劫になり、利用しなくなることも。一般的な駐車場は長さ5mが目安となるから要注意。

●諸経費…一般車と同じ程度の諸経費で済む車種もあれば、諸経費で本体価格の1.5倍になる車種もある。表示価格に何が含まれているのか、チェックしておくこと。使いたい設備のほとんどがオプションの場合もあり、最終的な見積もりで予算オーバーになることも。

納期…キャンピングカーは家と同じで、注文を受けて、仕様を決めながら製作するケースがほとんど。現在の人気モデルになると納期まで1~2年というクルマもある。早くても6カ月はかかると考えておきたい。

●維持費…クルマとしての税金などは「大型車」とさほど変わらない。ただし、サブバッテリーの交換や水回りの修理など、キャンピングカーとしてのキャビンにもメンテナンスが必要になる。購入店にアフターメンテナンスの体制が整っているかもチェックしたい。

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