水素燃焼型エンジンをハイブリッドと組み合わせてタクシーに搭載!! 脱炭素の切り札となるか?


■コストや燃料補給にも解決策アリ!!

東京有明にあるイワタニ水素ステーション。水素エンジンの実用化には水素ステーションの普及を同時に進めなければならない

 肝心の燃料コストはどうか。

 100Lタンクだと水素4kg積める。これで400km走ったら1kgあたり100km。1kgあたり1210円という現在の水素価格だとLPガスや電気より割高になってしまうが、水素価格の目標値は1kgあたり500円程度(アメリカじゃ1ドル=110円を考えているらしい)。500円になったらLPガスと同等になってくる。

 さらに車両コストも現在の価格から上乗せになるのは水素タンク分くらい。現在、水素タンクは高額ながら、これまた量産や技術革新でコストダウン出来る余地は大きい。実際、新型MIRAIもコストダウンしたそうな。

 違うアプローチもある。タクシーなら毎日一定の水素を消費し、加えて毎日使う。こういう用途だと液体水素だって使えると思う。

 液体水素は少しずつ蒸散するため長い時間貯められないが、毎日補充出来るなら問題無し! この場合、円筒形にしなければならない高圧タンクと違い液体用のタンクでいいし、価格だって安く出来る。

 といった具合で水素エンジンは用途を限ったら実用性出てきます。唯一の課題は水素スタンドの数ながら、これも増えて行くだろう。

【画像ギャラリー】実用化への高いハードル……しかし全ての課題には答えがある!! 水素エンジンが持つ可能性を探る

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