ジューク、キューブキュービック、ラシーン…日産はいつも「早すぎた」で失敗する?

ジューク、キューブキュービック、ラシーン…日産はいつも「早すぎた」で失敗する?

 「ぶっちぎれ、技術の日産」というキャッチコピーを覚えている方は多いだろう。自ら「技術の日産」を名乗るだけあって、e-POWERやプロパイロットなど、日産が世界に先駆けて取り入れた技術はたくさんある。

 そして、日産には、アイディア力もある。たとえば、いま流行りの背高ラージミニバンの先駆車となったのは、日産のエルグランドだ。

 1997年に登場した初代エルグランドは、「大人数を乗せて快適に移動する空間」というコンセプトがヒットし、飛ぶように売れた。しかしいまでは、王者アルファードの前に撃沈。生き残りを賭け、2020年10月にビッグマイナーチェンジが行われたが、それも大した功を奏すことはなく、エルグランドはもはや、虫の息といっていいだろう。

 日産にはほかにも、流行のきっかけをつくったものの、流行り始めたころには息切れしていて、撤退…、というクルマがいくつかある。今回は、そんなクルマたちを振り返りながら、今の時代にどんな姿で蘇ればヒットモデルとなるのか、考えてみようと思う。

文:吉川賢一
写真:NISSAN

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