日本でEV充電設備のないマンションなどに住んでる人はどうすればいいのか

■200V普通充電器の設置が新築物件の標準仕様になりつつある

 写真を見て頂きたい。築2019年となる栃木県の現代風アパートである。3階建て総戸数15の軽量鉄骨構造。これからできる集合住宅のひな形みたいな物件だ。

200V普通充電器が設置されている栃木県にある集合住宅。2010年に「EV・PHVタウン」に選定された栃木県はEV・PHVの本格的な普及に取り組んでいる
200V普通充電器が設置されている栃木県にある集合住宅。2010年に「EV・PHVタウン」に選定された栃木県はEV・PHVの本格的な普及に取り組んでいる

 すでに全ての部屋にひとつずつ200V普通充電器が設置されている。駐車場スペースに充電コンセントあって、部屋にオンオフのスイッチを引っ張ってます。

 調べてみたら新築物件は電気自動車用の普通充電装置を付けるのが標準スペックになりつつあるようだ。遠からず新築物件についちゃ自宅で充電できるようになるということ。

 既存の物件はどうなる? 遠からず集合住宅における200V充電コンセントの追加工事に対し、事実上無料で済む補助金が出るようになるらしい。

 補助金が出るなら設置をためらう集合住宅オーナーはいないと思う。10年もすれば電気自動車の充電コンセントが無いと契約しないという人だって出てくる。ひと昔前までWiFiなど無くても問題なかったが、今やニーズあるスペックになった。

 電気自動車の充電コンセントだって同じ。10年したらそうなっていくこと確実。

 この流れ10年くらいすればドライブが掛かっていく。2030年代の中頃になると集合住宅の200V普通充電は付いていて当たり前かと。

10年先にはEVとともに集合住宅の充電器も普及する可能性が高い
10年先にはEVとともに集合住宅の充電器も普及する可能性が高い

 以上。現在集合住宅に住んでいて充電できないというなら、単に電気自動車を買わなければいいだけ。28年後までエンジン付きのクルマに乗れますから。15年すればどこでも充電できるようになっているだろう。

【画像ギャラリー】日本で「電気自動車を自宅で充電する」ことの現状を写真でチェックしてみる

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