GT-R スイスポ スープラがでる !!? 国産スポーツの未来はいま

■スズキ スイフトスポーツ(2023年春登場予定)

●「ターボ+48Vマイルドハイブリッド」で登場!

 2017年9月の登場から4年が経過するスイフトスポーツ。そろそろ次期モデルが気になるタイミングだ。

 欧州仕様は昨年5月にマイナーチェンジを受けていて、48Vのマイルドハイブリッドを搭載。日本の次期モデルはこのパワーユニットの搭載が確実視されている。

 この欧州仕様は直4、1.4L直噴ターボエンジンも圧縮比の向上や電動吸気VVT、EGRの新採用など改良を施されており、そちらも踏襲されることになりそうだ。

 プラットフォームに関しては、一新されるという説と現行型の改良版を採用するという説が混在しており、現時点では明確にはなっていない。

 HEARTECTと呼ばれる現行プラットフォームは2016年に登場したものでまだ新しく、また軽量化にも大きく貢献しているだけに商品力はまだ充分にある。それだけにその改良版の採用が有力だが、そんな状況のなかで「一新する」という噂が出ているのが逆に気になるところだ。

 ボディサイズは現行型とほぼ同じだが、マイルドハイブリッド化による重量増をどれだけ抑えられるかがポイントとなりそう。6MTと6ATを設定するのも現行型と同様で、スイスポの大きな魅力と武器である価格の安さもキープされるだろう。

軽量コンパクトなボディはそのままにブラッシュアップされる次期モデル。ボディサイズは全長3900×全幅1740×全高1500mmあたりで、車重はマイルドハイブリッド化しても1000kg未満を目標としている(画像はベストカー編集部による予想CG)→
軽量コンパクトなボディはそのままにブラッシュアップされる次期モデル。ボディサイズは全長3900×全幅1740×全高1500mmあたりで、車重はマイルドハイブリッド化しても1000kg未満を目標としている(画像はベストカー編集部による予想CG)→
→もちろん、操る楽しみを最優先にしたFFスポーツのコンセプトは変わらず、価格は250万円以内を目指しているという。画像欧州仕様の48Vマイルドハイブリッドエンジン。モーターアシストは13psと小さいが、もちろん燃費は向上する
→もちろん、操る楽しみを最優先にしたFFスポーツのコンセプトは変わらず、価格は250万円以内を目指しているという。画像欧州仕様の48Vマイルドハイブリッドエンジン。モーターアシストは13psと小さいが、もちろん燃費は向上する

◎新型スイフトスポーツ
・全長:3900mm
・全幅:1740mm
・全高:1500mm
・ホイールベース:2450mm
・車両重量:980kg
・エンジン:直4、1.4L+ターボ+モーター
・最高出力/最大トルク:145ps/24.0kgm
・モーター最高出力:13ps
・駆動方式:FF
・予想発売時期:2023年春
・予想価格:250万円

■スズキ アルトワークス(2022年10月登場予定)

 日本のお家芸とも言える軽スポーツの代表格、アルトワークスも次期モデルを開発中。

 来年10月のデビューが予想される次期型は新エンジンの搭載が最大の注目ポイントで、ハスラーに新搭載されたR06D型エンジンのターボ仕様が積まれる。

 アルトワークスのターボエンジンは現行型でも飛び抜けた性能を誇るだけに楽しみだ。

 デザインはキープコンセプトでも、シャシーの改良などで性能は大幅アップ確実だ。

新開発エンジンと熟成されたシャシー、足回りで走りは進化。次期型も楽しいクルマになりそうだ
新開発エンジンと熟成されたシャシー、足回りで走りは進化。次期型も楽しいクルマになりそうだ

■日産 フェアレディZ(2022年4月春登場予定)

 さる8月17日に米国ニューヨークショーで米国仕様の市販モデルが公開されたニューZ。日本仕様のお披露目は来年1月の東京オートサロンが有力で、発売開始は来年4月からとなる。

 ボディサイズは全長4380×全幅1850×全高1310mm。シャシーは現行モデルと同じだからホイールベースも同じ2550mmとなる。

 エンジンは一新され、スカイラインに搭載されているV6、3Lツインターボを採用。304ps仕様と405ps仕様の2種類が用意されるのもスカイラインと同様だ。

 トランスミッションは9速ATと6速MTで、304ps仕様は400万円台を目指しているという。405ps仕様は500万円台後半と予想。

 遅れて追加されるニスモバージョンが凄い。ニスモが開発中のレース専用GT4車両のノウハウが詰め込まれ、従来のニスモバージョンを大きく超えるポテンシャルが確実視されている。

 こちらの発売は2023年春頃になりそうだ。

フロントは初代S30型、リアはZ32型のイメージを与えたエクステリア。全長が120mm延ばされて、よりダイナミックなデザインとしている。内装も大きく進化する(画像はベストカー編集部による予想CG)
フロントは初代S30型、リアはZ32型のイメージを与えたエクステリア。全長が120mm延ばされて、よりダイナミックなデザインとしている。内装も大きく進化する(画像はベストカー編集部による予想CG)

次ページは : ■ホンダ シビックタイプR(2022年6月登場予定)

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