■スズキの販売店はディーラーに加えて“街の車屋さん”も
さて、実際に購入となると普通はディーラーに行くものですが、スズキの場合はディーラーがあまり充実していません。
しかし、スズキ車は業販店といって街中のモータース(自動車修理工場)や中古車販売店が、新車販売を扱っていることが多く、じつは多くの拠点でクルマの購入が可能です。
遠くのディーラーがいいか? 近くの業販店がいいか? 明確な答えはありませんが、私の場合は近くの業販店の人が気むずかしくなければそこで買うと思います。もちろん、業販店とディーラーで値引き額を聞いて安い方で買うというのもひとつの選択肢です。どちらが値引き額が大きいかは時と場合によって異なります。
ただし、いわゆるライバル車を出しての競合などとなると、業販店では難しいこともあるでしょう。販売を中心にやっている業販店なら、そういう値段交渉にもある程度は応じてくれるでしょうが、修理を中心にやっているようなお店だと、難しいこともあります。
ディーラーや業販店には、月に何台とか、半年に何台とかの目標があって、その台数を売るとバックマージンが入ることがあります。あと1台で目標達成できるなどというときは、グッと値引きしてくれることもあります。ディーラーでは会社の儲けですが、業販店の場合は家族経営のことなどもあり、そのバックマージンの金額はバカにならないものだったりするのです。なので、タイミングが合うとけっこう値引きが期待できることもあります。
とはいえ、昨年11月に登場したばかりのモデルなので値引きは大きくは期待できず。本体で10万円、アクセサリーなどで10万円の計20万円が引き出せればかなりいい線でしょう。ライバル車は少なく、トヨタのルーミーが該当するくらいです。ルーミーも人気車で値引きは渋い車種、競合効果はあまり期待できないかもしれません。
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