先日閉幕した東京オリンピックから、さかのぼること7大会。ロサンゼルスオリンピックが開催された1984年は、カローラやサニーといった小型セダンが全盛の時代だった。しかし、マークIIやクラウン、セドリック/グロリアといったアッパーミドルクラスに憧れをもつ人も多くなっていた。いわゆる「ハイソカーブーム」だ。
しかし、そんな世の中の流れに逆らうかのようなクルマが登場する。日本初の市販ミッドシップスポーツ、トヨタ「MR2」だ。軽快な走りでスポーツドライビングを楽しむ多くのファンを魅了した、初代MR2の魅力を紐解いていこう。
文:立花義人、エムスリープロダクション
写真:TOYOTA、HONDA、GM、ベストカー編集部
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