これがあると超絶カッコいい!! ボンネットの穴はなぜ必要?

■エアインテークはスバル車では今後も必要

日本未発売、2019年に北米市場で販売されたS209。S209のオーナメント、フロントアンダースポイラー、クローム加飾付きバンパーベゼル、バンパーサイドカナード、そして片側21mmずつ拡大したワイドフェンダーで武装するS209。新型WRXとは違いフェンダーは樹脂製ではない
日本未発売、2019年に北米市場で販売されたS209。S209のオーナメント、フロントアンダースポイラー、クローム加飾付きバンパーベゼル、バンパーサイドカナード、そして片側21mmずつ拡大したワイドフェンダーで武装するS209。新型WRXとは違いフェンダーは樹脂製ではない
フロントフェンダー上のエアダクトはエンジンルーム内の熱を逃がす、これまでにない構造
フロントフェンダー上のエアダクトはエンジンルーム内の熱を逃がす、これまでにない構造
リアフェンダー後ろ、リアバンパーサイドに設置されたエアダクト
リアフェンダー後ろ、リアバンパーサイドに設置されたエアダクト

 現代のように、シミュレーション技術が確立し、エンジンルーム内の熱マネージメントができるようになった今、ボンネット上の大型エアインテークは、必須とは言えない状況だ。

 しかし、スバルの高出力車は、そうはいかない。スバルが拘る「低重心な水平対向エンジン+シンメトリカルAWD」の場合、エンジンが低い位置にレイアウトされているため、前(グリル)から取り込む空気だけでは不十分であり、上からも空気を取り込む必要がある。

 エアインテークが空気抵抗になるのがわかっていても、この「水平対向エンジン+シンメトリカルAWD」を続ける限り、ボンネットのエアインテークを受け入れざるを得ないのだ。

空力の化け物、ヤリスWRCのエアインテークとエアアウトの方法とは?
空力の化け物、ヤリスWRCのエアインテークとエアアウトの方法とは?
ヤリスWRCエンジンルーム内の写真。エンジンルーム内に冷却ファンが装着され、ボンネット上のエアアウトレットから熱気を排出する仕組みだ。トヨタのエンブレムの裏側からは吸気が行われている
ヤリスWRCエンジンルーム内の写真。エンジンルーム内に冷却ファンが装着され、ボンネット上のエアアウトレットから熱気を排出する仕組みだ。トヨタのエンブレムの裏側からは吸気が行われている

【画像ギャラリー】ボンネットの「穴」が高性能の証!! 世界のエアインテーク&エアアウトレット装着車 全26台

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