スライドドアのある軽自動車の便利さを、もっと自分らしいスタイルで楽しみたい、という時代の要求に応えるべく登場した、スズキワゴンRスマイル。
1993年に「軽自動車の広さ革命」を起こし、男性も胸を張って乗れる軽の代名詞的存在となり、その後のハイトワゴンブームへの道筋をつけたのがワゴンRです。
その魅力を引き継ぎつつ、今では軽自動車販売の2台に1台が選ばれるほど支持されるようになったスライドドアを両側に備えたことで、子育て層以外にも選んでもらえるデザイン性、SNSなどで発信したくなる多様な個性を持たせた1台となっています。
既存のスライドドア車と具体的にどこが違うのかといえば、要するに「全高が低い」ことが最大の違い。ワゴンRスマイルの全高は1695mmで、ハイトワゴンのワゴンRより40mm高く、同じくスライドドアを持つスーパーハイトワゴンのスペーシアより90mm低くなっています。
その90mmを削ぐことによって、ワゴンRスマイルは何を得ているのか? はたまた何かを失ったのか? 実際に見て乗って感じた長所と短所をピックアップしてみます。
文/まるも亜希子、写真/SUZUKI、池之平昌信
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