かつて、日本でもアッパーミドル以上のステーションワゴンが大いに売れていた時代があった。トヨタクラウンステーションワゴンにマークIIクオリスおよびブリット、日産ステージアにスバルレガシィツーリングワゴン、三菱レグナムなどなど……である。だが、そんなアッパーミドル以上の国産ステーションワゴンも今やマツダ6ステーションワゴンが残るのみで、ほかはすべて討ち死にした。
直近における現実的な選択肢は、CセグとDセグの中間くらいに位置するスバルレヴォーグと、完全Cセグメントのトヨタ カローラツーリングしかない。レクサスに至ってはステーションワゴンの設定そのものがない。……これはいったいなぜなのか?
文/伊達軍曹
写真/ベストカー編集部、トヨタ、日産、マツダ、スバル、三菱、メルセデスベンツ、BMW、アウディ、FavCars
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