レクサスNXとハリアー&RAV4、同じプラットフォームを採用したモデルでも何がどう違っているの?

■53万円の捉え方

 以上の比較から判断すると、客観的に買い得なのはハリアーハイブリッドZだ。しかし、レクサスというブランドに強い魅力を感じている場合は、53万円の実質差額がありながら、むしろNX350hが割安に感じることもあるだろう。予算に余裕があるユーザーは、販売店の試乗車を使い、レクサスNX350hとハリアーハイブリッドZを比較試乗して選ぶ方法もある。

 なお2021年10月中旬時点で販売店に納期を尋ねると、レクサスNX350hは「現時点で全国では約2万台の受注を抱えている。正確な納期はわからないが、少なくとも半年、長ければ1年近くを要する」という。

 ハリアーは「2021年10月中旬に契約をいただいた場合、ノーマルエンジンが納車されるのは2022年の5月、ハイブリッドZは7月です。つまり、納期は7カ月から9カ月になります」とのこと。

 コロナ禍の影響で、半導体やワイヤーハーネスなどの供給が滞っており、両車とも受注に生産が追い付いていない。この2車種にかぎらず、新車を購入する時は、商談を早めに開始したい。


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