ディーラー完全休業でどうする? 年末年始の愛車トラブル 知っておきたい対処法


 2021年も終わりが近づいてきた。年の瀬を迎え、新年の準備を進めている皆さんも多いだろう。年末年始は、さまざまな業種が休業するため、消費者が困りごとを抱えやすい時期である。

 自動車ディーラーも例外ではない。年末年始の長期休業に入るお店が多く、運悪く休業時にトラブルが発生してしまうと、ユーザーは如何ともしがたい状況になる。こうした事態を避けるために、今回は年末年始のクルマのトラブル対処法をお伝えしていこう。

文/佐々木亘、写真/Adobe Stock、JAF、メイン写真/bymandesigns-Stock.Adobe.com

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年末年始は「全店舗完全休業」が基本スタンス

他の大型連休では、一部のサービス店舗を開ける場合も多いが、年末年始はサービスもお休みとなるため、そうした「駆け込み寺」がないケースも (Photo/xiaosan-Stock.Adobe.com)

 ゴールデンウィークやお盆と年末年始の休みでは、同じ長期休業でもディーラーにとっての意味合いが少し違う。GWやお盆は、販売部門への来店客が大きく減るため、やむなくとられる休みだが、年末年始休業は、すぐ後ろに控える初売りを見越しての休みだ。

 ディーラー側には、GW・お盆は「営業マンのための休み」であり、年末年始は「サービスエンジニアのための休み」という感覚もあるだろう。

 したがって、GWやお盆は、連休中一部のサービス店舗だけを開店させ、応急対応をしていた店舗も、年末年始は全店舗完全休業が基本的なスタンスになる。

 トラブル発生時、頼りにしたいエンジニアさんの休みという点を理解し、怪しい箇所があれば、今年のうちに診断・対処をしてもらうのがベストだ。また年始に営業がスタートしても、数日間は営業部門だけしか稼働していないケースもある。バッテリー、タイヤ、油脂類などの基本的な整備は12月中に終えておきたい。

今回の年末年始休業は長い? 近隣店舗はいつまで休みか要確認

 実際に2021年~2022年の年末年始休業は、どの程度になるか見ていこう。

 今回の年末年始は暦の並びが非常に悪い。元旦が土曜日、2日は日曜日となるため、官公庁や一般企業の多くは、1月4日が仕事始めになるだろう。ディーラーとしては初売りのスタートを土日にしたいのだが、今回の並びでは難しい。

 そのため年始の初売りにスタートを急がないお店が多い。ゆっくりと5日・6日から営業をスタートするという地域が主流となりそうだ。関東地区の指標となるトヨタモビリティ東京では12月28日から1月7日までを年末年始一斉休業とする。例年になく長い年末年始休業となる模様だ。

 初売り文化が盛んな地域では、多くが1月4日から営業をスタートさせる。豪華景品が付くことで有名な仙台初売りがある宮城県では、おおむね4日スタートが主流だが、一部販売店では1月2日からの営業を開始するところもあるようだ。

 休業期間には、かなり地域差がある。自分が普段使っているお店は、いつからいつまで休みなのか、事前に確認しておくことが必要だ。

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