究極の「癒しフォルム」が年の瀬の空に登場 空飛ぶイルカ?? の正体は…


■歓喜の渦に包まれた関西国際空港と神戸空港

コロナ禍で静まっている関空の国際線ターミナルに駐機するベルーガ。本来なら全く別の場所に駐機していたようだ

 12月24日昼過ぎ、仁川国際空港を飛び立ったベルーガは、またもや神戸空港を目的地として表示していたものの、同日15時前に関西国際空港に降り立った。これには複数の理由があるが、神戸空港には基本的に税関機能が存在しないため、関西国際空港で税関作業を行うことが通例となっていることが大きな理由と推測される。実際、過去に外国から飛来した大型貨物機も同様のルートで神戸入りしている実績がある

 関西国際空港には早朝からベルーガの撮影のため多数の航空ファンが詰めかけていた。風向きなどで滑走路が変更(ランチェン)になるため、撮影場所を右往左往する人々も多かった。あいにく、撮影には良好とはいえない空模様の中での着陸だったが、その瞬間を逃すまいと一同がシャッターを切る。コロナ禍の影響もあり、国際線がほぼいないターミナルに駐機した同機は関西国際空港で一夜を明かした。

 12月25日はいよいよ関西国際空港から神戸空港へのフライトとなる。土曜日ということも手伝って神戸空港には数えきれないほどの航空ファンが早朝から詰めかけた。展望デッキやベルーガが見えそうなターミナル周辺は人であふれかえり、お祭り状態だったという。ベストポジションでの撮影を行うべく船をチャーターしたファンも多数おり、ベルーガが極めて珍しい存在だったということがわかる熱狂ぶりだ。

 同日10時過ぎに関空を離陸したベルーガは11時前に神戸空港に着陸。ヘリを降ろした後は17時頃に離日した。航空ファンからは最高のクリスマスプレゼントになったと歓喜の声があちこちで聞かれた。

離陸待ちの他の機体と比べてもその形の違いや大きさは明らかだ

■ベルーガ以外にもこんなものが!! さまざまな形をした貨物機

 日本にはこれまでに様々な貨物機が来日している。代表的なものはソ連時代に開発されたアントノフAn-124だ。1984年に生産され、世界中を飛び回っている。日本にもヘリの輸送やボージョレヌーボーなど多岐にわたる積荷を載せて毎年のように来日している。また、これより古いモデルのアントノフAn-22も2008年にヘリ輸送のために伊丹空港に来日しており、この時もベルーガ飛来のようなお祭り騒ぎとなった。

2008年に伊丹空港に飛来したアントノフAn-22。世界最大のプロペラ機であり、1969年に生産が開始されたが、今もなお現役である。この当時はヘリを運ぶために来日した
2014年に神戸空港に飛来したアントノフAn-124。この時も積荷はヘリだった

 さらに、中部国際空港(セントレア)にはボーイング747を改造した大型貨物機のボーイング747-400LCF通称ドリームリフターという飛行機が定期的に飛来している。これはボーイング社の部品を扱う工場が愛知県常滑市に多いため、それらの部品輸送のため飛来している。

中部国際空港(セントレア)に定期的に飛来するボーイング747LCFドリームリフター。アメリカのシアトルやアンカレッジとセントレアを往来している
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