このコロナ禍で受注した新車の納期が大幅に遅れて、販売店各社は頭を抱えているが、そのひとつの活路として中古車の販売を手がける新車ディーラーが目立っている。
例えば、首都圏にあるトヨタ系列店のショールームには「認定中古車」と称してクラウン、カムリ、ハリアーなどの高年式中古車の展示販売をしており、ダイハツやスズキの店舗に出向くと「新車ですか、それとも中古車ですか」といった営業マンに問いかけられるのだとか。
マツダ、スバル、三菱、スズキ、ダイハツなどの各社は新車の店舗の敷地内に中古車展示場も併設し、新車、中古車を同じ営業マンが販売しているところも目立って多くなっているとのことで、そのあたりの事情についても調査した。
文/萩原文博
写真/トヨタ、ホンダ、ベストカー編集部、AdobeStock(タイトル画像xiaosan@AdobeStock)
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