XC40リチャージ ディフェンダー MINI ベルランゴ オーナーだからこそわかること 輸入モデル評論家オーナーインプレッション

XC40リチャージ ディフェンダー MINI ベルランゴ オーナーだからこそわかること 輸入モデル評論家オーナーインプレッション

 本企画では、クルマのプロである自動車評論家が実際に購入した愛車についてインプレッションをしてもらう。

 なぜ買ったのか? チョイ乗りではわからない、いろいろなシチュエーションで使ってみてわかったいいところ、悪いところ、そして期待どおりだったのか? 後悔していないか? オーナーだからこそわかるクルマ評価を大公開!!

 購入を検討している人にとって最高のアドバイスとなるはずだ!

※本稿は2021年11月のものです
文/桂 伸一、塩見 智、吉田由美、中村孝仁、写真/ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2021年12月26日号

【画像ギャラリー】「先達はあらまほしきことなり」!! XC40 チャージ・ディフェンダー・MINI・ベルランゴの魅力をギャラリーでチェック!(22枚)画像ギャラリー

■ボルボ XC40リチャージ(オーナー:桂 伸一氏)

ボルボ XC40リチャージと桂 伸一氏。全長4425×全幅1875×全高1660mm、車重1790kg、排気量1476cc、直4DOHC+モーター、180ps/27.0kgm、60ps/16.3kg(M)、WLTCモード燃費14.0km/L
ボルボ XC40リチャージと桂 伸一氏。全長4425×全幅1875×全高1660mm、車重1790kg、排気量1476cc、直4DOHC+モーター、180ps/27.0kgm、60ps/16.3kg(M)、WLTCモード燃費14.0km/L

 8年前にボルボを知ってから、そのどこか温もりのあるヒトとの触れ合いを大事にする、つまり操縦のしやすさと安定性と、シンプルなデザインも含めて大恋愛中。

 現在のボルボXC40は実は同型で2台目。先にガソリンの最強仕様、Rデザインをデビューと同時に購入。2年が過ぎた時、現在のXC40リチャージHEVの試乗会があった。もちろん仕事で参加したが、乗った瞬間にRをどう売るかを考えた。

 モーターとエンジンの融合に高い可能性を感じ、プリウスを3世代買った者には、家庭で充電可能なプラグインが刺さった。EV走行で50km近く行ける点がお気に入り。残念賞はブレーキのタッチが硬く、踏み込むとカックン。しかし女将も娘も息子からも文句はない。評論家失格か!?

■ランドローバー ディフェンダー(オーナー:塩見 智氏)

ランドローバー ディフェンダーと塩見 智氏。全長4583×全幅2008×全高1969mm、車重2100kg、排気量1997cc、直4DOHCターボ、300ps/40.8kgm、WLTCモード燃費8.3km/L
ランドローバー ディフェンダーと塩見 智氏。全長4583×全幅2008×全高1969mm、車重2100kg、排気量1997cc、直4DOHCターボ、300ps/40.8kgm、WLTCモード燃費8.3km/L

 2年前の海外ショーでデビューの瞬間を見てすぐ購入を決意。いくらかわからないのに金の算段を始めた。試乗しないでクルマを買ったのは初めて。端正でないが印象に残るスタイリングと、絶妙に散りばめられたオリジナル由来のディテールにやられた。

 気に入っているのは快適性。高剛性モノコックボディとエアサスのコンビがもたらす乗り心地は浮遊感があって極楽。廉価な4気筒ガソリン版なのでパワフルではないが、遅いわけでもない。

 2トン超の車重から燃費の悪さを覚悟していたが、7.6km/Lと想像よりいい。ただ購入時130円台だったハイオクが1年後に170円台となったのは想定外。

 この前大学時代以来の「ハイオク1000円分」という注文をしそうになったが、ギリギリの見栄で「満タン」の3文字を絞り出した。あとわかってたけどデカい。狭い抜け道をいくつか失い、早めに家を出るようになった。

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