2021年8月に、14年ぶりとなる新型が発売となった、トヨタ「ランドクルーザー(以下ランクル)」。6月の新型発表直後から、販売店には、ユーザーから予約注文が殺到していたようで、公式サイトによると、現在(1月22日時点)の納期はなんと4年。
異常ともいえる新型ランクルの販売状況だが、もしいまでも、かつてのライバル「日産サファリ」が存在していたら、この様子は違っていたのだろうか。サファリは海外で、いまもランクルと並んで人気がある(海外では「パトロール」という車名)。なぜサファリは国内から消えなければならなかったのか、復活の可能性とともに考察しよう。
文:立花義人、エムスリープロダクション
写真:NISSAN、TOYOTA、MITSUBISHI、ベストカー編集部
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