ドライバーをサポートする4つの機能
(1)日常点検
車外からスマートフォンでターンシグナルランプやヘッドランプ、クリアランスランプ、ストップランプの灯火を操作し(別途指定無線LANの部品購入が必要)、目視確認を実施することで、一人作業が可能となる。
アプリ内に記録された結果は、MIMAMORIとの連携により帳票として出力することが可能。また、作業点検手順もアプリ内で確認できるため、点検に不慣れなドライバーでも、正しい点検を行なうことができる。
(2)荷役作業
2019年「貨物自動車運送事業輸送安全規則」改定に伴い、荷待時間や荷役作業の記録、荷主の確認・署名ができるようになっているが、これらの記録、荷主の署名はMIMAMORIの運転日報に自動的に反映する。
(3) 労務管理
勤務状況をドライバー自身で確認することができる。前回までの勤務実績を基に、1日あたり/1週間あたりの運転時間や必要な休息時間等が一目で分かるようになる。
(4) 位置情報
目的地までの最短ルートや所要時間等を確認できる。地図上には自分の車両だけでなく、同じ事業所内の他の車両、渋滞情報、降水情報、いすゞのサービス拠点、大型車通行可能道路等も確認できる。
なお、このアプリの運用にあたっては、アプリを起動し利用規約に同意後、契約時に発行されたID/パスワードを入力してログインする。利用料金は月額110円(税込み)となかなかリーズナブルだ。
いすゞのMIMAMORIが商用車テレマティクスの中で独走しているのは、業種・業態・業容に合わせてさまざまなメニューが用意され、利用料金が比較的安価であることがあげられる。それは18年間コネクテッドサービスに注力してきたいすゞの「先見の明」といえるのかもしれない。
【画像ギャラリー】商用車のコネクテッドサービスの分野で独走を続けるいすゞのMIMAMORI(11枚)画像ギャラリー
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