ミニバンというカテゴリーにありながら、年間に10万台弱の販売台数を誇るトヨタ アルファード。自販連が発表する乗用車ブランド通称名別順位では、2021年累計販売で4位に入る。
このランキングの上位常連は、コンパクトカーだ。トヨタ アクア、ホンダ フィット、日産 ノートなどがベスト5の中にひしめいていた。安価で小さいクルマのいる場所に、アルファードという高価で大きいクルマが2年連続で入っていることは、驚愕の事実である。
なぜアルファードだけがここまで売れるのか。トヨタ ヴォクシー、日産 セレナなどのミニバンたちと比較しながら、アルファードが圧倒的に勝ち誇る理由を考えていきたい。
文/佐々木 亘
写真/TOYOTA、NISSAN、AdobeStock
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