すべての国産車はイタ車に通ず!? 感嘆を禁じ得ない和製イタリア車列伝

【番外コラム】イタリア車の『アレ』な部分が似てしまった国産車たち

●イタリアンで危険な操縦性部門

トヨタ MR2(2代目)。4気筒ターボをミドに横置きしていたが、初期型はなぜかすぐにクルマが横を向いた
トヨタ MR2(2代目)。4気筒ターボをミドに横置きしていたが、初期型はなぜかすぐにクルマが横を向いた

 イタリア車の操縦性といえば、シャープすぎるハンドリングやオーバーステアが思い浮かぶが、その分野でも日本には猛者がいた。それが2代目トヨタMR2(初期型)である。このクルマ、ミドシップの超オーバーステアという、超コワイ操縦性で恐れられた。

 同時期、フェラーリ348がオーバーステアでコワイと言われていたが、そのトレーニング(?)として、MR2でサーキットを走ってフェラーリの操縦性の予習をする者もいたほどなのである。

●イタリアンな低耐久性部門

昔のホンダ車のボディ。知り合いの初代アコードは、10年で下回りやマフラーがサビだらけに
昔のホンダ車のボディ。知り合いの初代アコードは、10年で下回りやマフラーがサビだらけに

 イタリア車と言えば「故障しやすい」「耐久性が低い」というイメージもあるが、日本勢も負けてはいない。

 ロータリーエンジンの耐久性の低さは折り紙付き。ボディに関しても1980年あたりまでのホンダ車は耐久性が弱く、すぐガタガタになると言われていた。あふれるイタリア車魂、国産車、やるぅ。

【画像ギャラリー】ブラーヴォ!! “イタ車”のテイスト溢れる『イタリア的国産車』たちをギャラリーでチェック!(40枚)画像ギャラリー

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