文句のつけどころがない現代最強のファミリーカー:トヨタ・アルファード(2015年モデル)
ミニバン市場で圧倒的な人気を誇っているトヨタ・アルファード。「このクルマがほしい」とユーザーからこれほど選ばれるミニバンは他に見当たらない。どこのメーカーも、もらえるものならもらいたいクルマの一つに挙げるだろう。
ミニバンは今やすべてのメーカーに欠かせないラインナップだ。一家に1台レベルで普及しているため、「お隣さんと違うクルマを選びたい」「あまり乗られていない、いいクルマに乗りたい」と差別化を図りたいユーザーもいる。
そこで、ワンランク上のミニバンとして選ばれるクルマがアルファードである。ファミリーカーでありながら、高級感があるためステータスを感じることができるだろう。特にエグゼクティブラウンジは圧巻だ。広くゆったりしていながらも、包まれるような座席は、まるで一人掛けのソファーに座っているかのような上質さだ。
高級ミニバンは、今のホンダに足りないラインナップだと感じる。「ミニバンでワンランク上のクルマに乗りたい。」というユーザーがホンダのクルマを選ぶ可能性は低いだろう。
ステータスとして選ばれないところがホンダの弱点であり、営業マンの悩みの種である。ミニバン飽和状態の今だからこそ、ライバルを圧倒するアルファードはラインナップに揃えたいクルマである。
オシャレ代表ミニ、圧倒的なステータスのパナメーラ、現代最強のミニバンアルファード、すべて魅力的なクルマだ。こうしてみると、やはり各メーカーの特長が表れていることがわかる。
ディーラーで働く営業マンは、自社のクルマにはない特長が、ライバル車の売りになっているからこそ、こうした魅力に惹かれるのかもしれない。
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