今のホンダにこそ必要!? 元営業マンも舌を巻く現行個性派ライバル車 3選

文句のつけどころがない現代最強のファミリーカー:トヨタ・アルファード(2015年モデル)

登場から7年経ってもなおリセールバリューの高さによって高い販売台数をキープするアルファード
登場から7年経ってもなおリセールバリューの高さによって高い販売台数をキープするアルファード

 ミニバン市場で圧倒的な人気を誇っているトヨタ・アルファード。「このクルマがほしい」とユーザーからこれほど選ばれるミニバンは他に見当たらない。どこのメーカーも、もらえるものならもらいたいクルマの一つに挙げるだろう。

 ミニバンは今やすべてのメーカーに欠かせないラインナップだ。一家に1台レベルで普及しているため、「お隣さんと違うクルマを選びたい」「あまり乗られていない、いいクルマに乗りたい」と差別化を図りたいユーザーもいる。

 そこで、ワンランク上のミニバンとして選ばれるクルマがアルファードである。ファミリーカーでありながら、高級感があるためステータスを感じることができるだろう。特にエグゼクティブラウンジは圧巻だ。広くゆったりしていながらも、包まれるような座席は、まるで一人掛けのソファーに座っているかのような上質さだ。

 高級ミニバンは、今のホンダに足りないラインナップだと感じる。「ミニバンでワンランク上のクルマに乗りたい。」というユーザーがホンダのクルマを選ぶ可能性は低いだろう。

 ステータスとして選ばれないところがホンダの弱点であり、営業マンの悩みの種である。ミニバン飽和状態の今だからこそ、ライバルを圧倒するアルファードはラインナップに揃えたいクルマである。

 オシャレ代表ミニ、圧倒的なステータスのパナメーラ、現代最強のミニバンアルファード、すべて魅力的なクルマだ。こうしてみると、やはり各メーカーの特長が表れていることがわかる。

 ディーラーで働く営業マンは、自社のクルマにはない特長が、ライバル車の売りになっているからこそ、こうした魅力に惹かれるのかもしれない。

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